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2012年10月15日 (月)

ボディメイク1:減量期の終わり

えいりあん・めもらんだむ

 YCATさんも復帰なさったことだし、私はもうフェイドアウトしてもいいかな、という気がしないでもないのだけれど。

 7月に書きかけていたシリーズ記事の原稿があって、でも、当時は予想だにしなかった生活が日常になってしまった今、同じ気分で続きを書く事はかなわず。

 まあ、ぼちぼち編集しながらアップしようかなと思ってはいるのだが・・・、家でPCを開くのは数日に1回という現状なので、ものすごく間延びしたシリーズになる予感。

 今年の糖尿病学会でローカーボ食が公認(?)されたとか(でも130 g/day以上の糖質という数字は明らかにADA=アメリカ糖尿病協会のパクリだよね)、いや糖質制限食は危険だと報道されたとか、世間は喧しい。
 でも、これはそのことについての記事ではない。3年前に130 g/dayの起源を突き詰めた私としては、今さらもうそんな話をしたくない。

 そこらへんは、8月にどらねこさんが書いてくれたことだし(^^)/
(→どらねこさんの 糖質に着目した糖尿病療養食についての個人的見解:その1その2その3

 これから書くのは、人は血糖値のみにて生きるに非ず、という話。

カラダってのは、作るもんだ。

 身体を形作る細胞のほとんどは、常に更新されている。いわゆる、新陳代謝という現象。死滅した細胞と新しく作られた細胞が入れ替わって、恒常性が保たれている。

 恒常性、という単語は曲者だ。

 自然に任せていれば、従来通りの状態がそっくりそのまま再現され続けると、錯覚させられそうになる。

 そんなことが起こるのは、成長期の後のせいぜい10年かそこら。

 現代人がフツーの日常生活を送っていたら、30歳以降、筋肉は平均して年に0.5 %ずつ減少すると言われている。もう少し年齢が進むと、骨密度の減少も始まる。

 このブログの読者は若くても30代だという前提で話を進めると、

フツーに暮らしていたら、カラダは恒常的に壊れていくんだよ。

 それが嫌なら、作り続けるしかない。意識的に、フツー以上に。

# フツーの生活強度ってナニさという議論はあると思うが、ここではスルー。

 糖質制限していれば運動しなくても血糖値を制御できる、というのは概ね本当だけれども、だからといって、糖質制限しているのだから運動しなくていい、ということにはならない。糖質制限さえすれば運動不要と言う人は、必要条件と十分条件の違いが分かっていないのではないか。運動は、血糖値コントロールのため(だけ)のものではなくて、カラダを作る手段だ。

 今からどれだけカラダを作れるのか見てみたい、と思った。

 私の年齢で、私の少ないインスリン基礎分泌で、それでも筋肉を付けられるのか、あるいはトレーニングしても肉体の劣化に追いつかないのか、知りたい、と。

 スタート地点に立つために、まず、きっちり身体を絞る。

 というわけで、5月から7月末まで減量した。

 途中経過はこんな感じ。

Bdymk_f1_3

Bdymk_f2

 体重もBMIも、あまり変わっていない?

 まあ、これはフィットネスクラブでの測定だから、ウエア込み&食後&水分摂取気分次第という条件なので、体重なんか気にしていなかったからね。

 体重は、減量開始前の4月末でウエア込み&食後54.0 kgだったので、着衣引き&空腹時条件ならたぶん53.5 kgくらい。減量最終日の7月末の人間ドックの測定で、50.6 kg。正味3 kg弱の減量だった。

 減量中は、ひたすら筋肉量を維持することばかりを意識して、週単位で微調整していたから、体重だけ見れば途中でむしろ増やしたときもあった。

 減量で難しいのは脂肪を減らすことではなく、筋肉を落とさないことなんだよ。

 筋肉のデータは、こちら。

Bdymk_f3_3

 減量中のトレは苦しかった。いちばん好きなはずの脚トレをほとんど嫌いになりかけたくらい。

 意地でも重量も回数も落とさなかったけれど、インターバルがどんどん延びてしまった。減量中は、回復力が足りなくなる。

 減量末期の記録。

Back

 ねえ、ねえ、後ろ、どう? 三角筋後部繊維も、一応ある?

トレーナー氏「うん、見えてるよ」

 次、どこ狙って肉盛るのがいい?
 やっぱ、広背筋か、僧帽筋中下部かなあ?

トレーナー氏「どっちも着衣じゃ見えねーよ」

 ・・・こんなピタピタのタンクトップ1枚でもわからなくなるのが、フツーの女の筋肉。
 女のトレーニングなんて、どうせ自己満足の世界よ。(u_u;;;

 しかし、体脂肪率15.1 %まで絞っても、腹直筋は上の4パックスしか見えないのだ。

トレーナー氏「女性で腹筋割ろうと思ったら、10 %切るところまで行かなくちゃ」

 そんなの無理、無理。減量はやれば出来るだろうけれど、私の身体は壊れちゃうわ。
 この体脂肪率だって瞬間風速みたいなもんよ。
 人間ドックでこの身体のデータを採ったら、即、増量期に入るのよ♪

トレーナー氏「へえ、増量するんだ」

 うん、春までかけてじーっくり55 kgまで行こうと思うの。
 それから3ヶ月で3 kg絞って、来年の夏は52 kgで仕上げたいな。


 ・・・と公言した年間計画が、早くも翌週には頓挫してしまうことを、この時の私はまだ知らない。


copyright (c) 2012- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

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コメント

お元気そうで安心しました。
なんて素敵な筋肉!

投稿: クレイン | 2012年10月15日 (月) 14:15

クレインさん

 ありがとうございます。

 実は、全然元気じゃないんです。(ToT)

 8月に車に撥ねられた姑は、未だ高度救命救急センターから出て来れず、診断書には全治6か月の見込みだが、救命が困難となる可能性があると書かれています。
 舅は一人では暮らせず、有料老人ホームに入居してもらいましたが、諸々のショックで認知状態が低下の一途で、姑の見舞いに連れて行くにも送迎が必要だったり、なにかと手がかかるし。
 加えて、実母も急病で入院してしまいました。

 夫も私も、もう運動する時間がどうにも取れず、自分の身体が崩壊して行くのを見ているしかできません。

投稿: えいりあん | 2012年10月16日 (火) 21:09

こんにちは

いつもためになる情報ありがとうございます。

>フツーに暮らしていたら、カラダは恒常的に壊れていくんだよ。
>減量で難しいのは脂肪を減らすことではなく、筋肉を落とさないことなんだよ。


目から鱗が落ちました。


それにしても美しいカラダですね。
私もがんばらねばと気持ちを新たにいたしましたm(__)m


お忙しいとは思いますが、
またのエントリー楽しみにしております。

投稿: | 2012年10月17日 (水) 08:46

(涙)涙(涙)
心からお見舞い申し上げます。

同年齢でもこんなに綺麗に筋肉がつけられるのだなと、お写真を拝見してとっても嬉しくなったのですが、、、、
本当にたいへんな毎日なのですね

投稿: クレイン | 2012年10月17日 (水) 10:13

申し訳ありません。

名前が抜けておりました。

ごろぞうと申します。

二つ前のコメントです。

投稿: ごろぞう | 2012年10月18日 (木) 08:13

こんにちわ(^Q^)/^えいりあんさん。綺麗に絞ってますね!!肩胛骨外側のカットもお見事♪自分は背中微妙にぼやけたビーチマッスルに今年はなりました(~ヘ~;)
苦手、苦手と思わずチンニングをやりつつ来年に向けて再始動することにします。
とりあえず増量&運動強度アップで冬場を乗り切りたいと思います。予定は未定なんですが(~ヘ~;)

投稿: 蝶々 | 2012年10月19日 (金) 13:13

ごろぞうさん

 IPアドレスが違うのですが、以前もコメントいただいた耐糖能正常な方ですよね?

 身体を作る事を意識していると、耐糖能正常であればここでカーボ投入するのになあ、と残念に思うタイミングがしばしばあります。
 正常者のごろぞうさんは、上手にカーボを利用して、ご希望の身体を作ってくださいね♪

投稿: えいりあん | 2012年10月20日 (土) 10:45

クレインさん

 いえ、ここから筋肉を付けるのですよ。

 減量したのは、スタート地点での筋肉を見るため。
 脂肪が乗っていると見えないんですもの。

 見た目のカッコ良さは、ある程度の脂肪層があるほうがいいですよ。
 この写真を撮った時など、元々脂肪の少ない手首なんかは、骨も血管も浮きまくって自分で見ても気持ち悪いくらいになっていましたから。

投稿: えいりあん | 2012年10月20日 (土) 10:48

蝶々さん

 ありがとうございます。

 蝶々さんは、減量中に走るから偉いですよ。
 私も最初の1ヶ月は、エアロのクラスに出たりして有酸素運動を増やしましたが、トレ後の疲労感がだんだん強くなってきたので、3ヶ月目は全く有酸素やりませんでした。

 減量は計画通り出来たんですがねえ……
 この後、楽しい楽しい増量期が待っているはずだったのに。
 増やすに増やせず、ずーっと維持。だって、トレせずに増量したら、ただのリバウンドじゃん?

投稿: えいりあん | 2012年10月20日 (土) 10:54

ここから増やすのですか!!!

私は、体重は相変わらず増えませんが、地道な筋トレで、体組成計の筋肉量が少ないから標準になって感動しました。

でも骨に張り付いた皮と血管とほんの少しの筋肉に、カーボ量を増やすしかないかなとお悩み中です。

投稿: クレイン | 2012年10月20日 (土) 13:19

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