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2011年7月31日 (日)

ベースライン・シフト

えいりあん・めもらんだむ

 ひとつ前のエントリー(といっても、1ヶ月前・・・orz)で書いたように、グルカゴン分泌を抑制すべく、食間の血糖値を血糖自己測定器の読みで100~110 mg/dlくらい(=静脈血での血糖値なら90 mg/dl相当)になるように調節していた。

 記録によると、スタートしたのは年末年始の休暇中で、終了したのはゴールデンウィーク中。

 そうやって意識的に少々上げっぱなしにした空腹時血糖値を反映して、1月中旬のHbA1cが4.7 %(JDS値)だったのに対し、4月中旬のHbA1cが5.4 %(JDS値)まで上昇したことも、前記事に書いた。

 その後日談。

 5月以降、食間の少量カーボ投入による血糖微調整を止めて過ごすこと2ヶ月。

201107data

 
 7月中旬のHbA1cは、4.9 %(JDS値)。

 やっぱりHbA1cは、ベースラインの血糖値平均を反映するものなのね。少なくとも、私の身体にとっては。

 私固有の季節変動(→過去記事:震えて眠れ――空腹時血糖値の季節変動(1))に従って、5月~7月の朝イチの血糖値は3ケタで、4月以前は2ケタだったのですけれどねえ。それよりも、日中の食間の血糖値レベルのほうが、HbA1cには影響するんだわ。

 以前、血液検査で狙った血糖値を出すという実験をしたことがあった(→過去記事:BS オン デマンド)けれど、この検査機関相手に3ヶ月のスパンで準備できるなら、
HbA1cも狙って出せる気がしてきたよ。┐(´ー)┌

 


copyright (c) 2011- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

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コメント

 代謝って難しいです、えいりあんさん。
 6月の結果報告をアップしていませんが、大漁、おっと、大量カーボ摂取にも関わらず、7月のヘモグロビンA1cは低下。
 海外旅行していないので、日赤も献血を受け入れてくれて、そこで測定したGAグリコアルブミンも20.7(ヘモグロビンA1c6.9%相当)でしたから、傾向は一致している。さて、インスリンの分泌が増加したのか、それとも10日間のヘドロかきって肉体労働のおかげで血糖消費が増加したのか? 
 どうにもならない宿命なのか、今週、野外の肉体労働をする羽目になって、カンカン照りじゃないので大丈夫かと思ったら、湿気のせいで、熱中症を二日連続で発症。水分補給以前に、エネルギー不足か? 
 だって他の人の昼食は、塩分たっぷり、カーボたっぷり弁当か、カップ麺。
 一般人並みに外食、うどん/天丼セット(たぶんカーボ120g以上)を、こりゃいかんで食べてみたら、帰宅後(2h前)血糖値は304mg/dl。
 インスリンの追加分泌はあるか? 
 お試ししてみたら……だって、甘味がほしいんだもん。
 ぬわんと、346mg/dl! 
 シロップだけのアンミツとはいえ、20gはあるし、脂質付とはいえアイスも40gあれば、そりゃそうだ(´ヘ`;)
 それで即目がつぶれるわけじゃないし、続けなきゃ、ノープロブレム。
 しかあああし……反省しないでいると、ある日そうなる(´ヘ`;)
 放射線による遺伝子障害ほど影響が見えにくいわけじゃないにしろ、即、結論が出ないのは同じ。つまりは、患者の自覚を待つしかないから、「あ、糖尿病ですね」って、医師は簡単に告知するしかない。だから、結果的に放置されて、糖尿病<性>合併症が減らないって羽目になるわけです。

 昨日届いた「さかえ」8月号の特集は「低炭水化物食の功罪」
 図表を見る限り、ローカーボが血糖上昇対策として有効であることは明らかです。アメリカの普及状況を説明する文章からも同じ方向。
 でも、結論はいつも通り。
 最終的な結論はあと20-30年待たなければ出せないでしょう。
 それは当然です。
 でも、そこまで待てって言えるのは、若くって(代謝異常がない)、高みの見物(管理する栄養士側)だからでしょう。

 それとは、別に、肉体労働(カーボ必須――エネルギー必要)した場合の血糖管理をどうすべきか? そんな実験をしばらくする羽目になりそうです。
 ヘモグロビンA1cが低下したところで、実は食後血糖値が高いなら、大血管障害の可能性は残るわけで、尿アルブミン値の増加がなくて末梢血管障害の不安がないとしても安心できないってのも困りますなあ。
 まあ、このまま棺桶まで逃げきれそうだけど、問題は、そこまであと何年かかるか? 
 すぐ終わるかもしれないし、死ぬことができずに続くかもしれない。
 うううううん。やっぱり管理は必要なのだよねえ、ああ、めんどうくさい。
 

投稿: YCAT | 2011年7月31日 (日) 14:32

 なんだってこんな小ネタに長文コメント・・・(u_u;;;
 人のエントリーにかこつけて鬱憤をはらすんじゃなくて、さっさとご自分の記事をアップしてくださいよ。

 熱中症は、湿度の高い曇天の日のほうが危ないのだそうです。無風だと最悪。(勤務先の現場作業者談)お気をつけください。

 でも、
>水分補給以前に、エネルギー不足か? 
って、なんのための詳細な食事記録ですか?
 本当にエネルギー不足?
 水分は、喉が乾いたと感じる前に意識的に摂取しないといけないんですよ。

> それとは、別に、肉体労働(カーボ必須――エネルギー必要)した場合の血糖管理をどうすべきか? そんな実験をしばらくする羽目になりそうです。

 運動と言うと拒否反応を起こす人も多いのでしょうが、身体活動と血糖値の関係のほうが、ずっと個別的で面白いと私は思うのですよ。

 何か食べた → 血糖値が上がった/あまり上がらなかった

というつまらない実験をいつまでも続ける人が多いのはなぜかなあ・・・?

 身体活動ったって、歩くばかりでもないし。無限に歩き続けられるわけもないし。
 限られた時間で効率を上げようと思ったら、活動強度を上げることになるけれど、強すぎるとかえって血糖値が上がることもあるし。
 こいつを飼い馴らすのは、カーボカウントよりよっぽど面白いですよ、ホント。

 私は鉄の塊を持ち上げるような強度の運動をやっているせいで「運動と血糖調節」は5回連載になってしまいましたが、YCATさんの実験記事は何回くらいのシリーズを期待して待っていればいいのでしょう?

投稿: えいりあん | 2011年8月 1日 (月) 22:59

おひさしぶりです。

最近こういうのを見かけました。>季節変動がある病気には日照時間の変動が関係しているのではないか、という発想から、「双極性障害(躁鬱)」「季節性うつ病」「糖尿病」などに光線療法が試されている
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2011/M44030401/

この記事の内容をもっと知りたいんですが、調べられますか? 

投稿: まや | 2011年8月18日 (木) 04:43

まやさん

 コメント弾かれなくなったのですか?

 メディカル・トリビューンの医療者向け記事は、私も読めません。
 昨年の時間生物学会で発表された論文のようですが、書誌事項しかわかりませんでした。
 有料文献を取り寄せる気にはなれません。

 私自身の早朝空腹時血糖値の季節変動に気が付いたとき、当然サーカディアン・リズムとの関連も疑いました。
 私はだいたい朝5時に起きます。夏はすでに明るくなっていますが、冬はまだ夜明け前の時間帯なわけです。それで、日の出時刻を基準とした血糖値測定時刻(日の出が5:30で血糖値を5:50に測っていたら+20分とか)と血糖値の関係をグラフ化してみたこともあったのですが、特に相関性は認められなかったので、捨てました。
 過去記事に出したグラフのように、私の早朝空腹時血糖値は、8~9月が山、1~3月が谷で、夏至や冬至、あるいは日照時間の長短のピークとはずれているのです。それより、気温との相関が最も高いと解釈しました。
 もっとも、サーカディアン・リズムの影響が2~3ヶ月遅れて血糖値に現れる、という解釈も可能ではあります。

投稿: えいりあん | 2011年8月18日 (木) 22:23

そうなんです。たまたま久しぶりに試したらはじかれませんでした。医療記事の方は娘の名でログインしようとしたら勤務先の郵便番号と携帯電話の番号の数が日本のと合わないのではじかれました。日本の医者が外国で研修することも多いのに・・

日照時間の差の多い北欧や、一定している赤道直下の国のDM患者のことも知りたいんですが。

フランスも夏冬の差が大きいので、家庭用太陽光セラピー機会がいろいろ出回っています。

9月1日と2日の夜は大阪です。もしフリーでしたらメールください。

投稿: まや | 2011年8月19日 (金) 17:58

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