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2010年11月29日 (月)

BS オン デマンド

えいりあん・めもらんだむ

 よくよく考えてみると、血液検査で高血糖が出たことがない。

 会社の健診などは必ずしも絶食を指示されるわけではないが、5時半に朝ごはんを食べるのに、採血するのは早くて9時。血糖値はすっかり下がっている。境界型と診断してくれたクリニックへは定期的に検査に通っているが、いつも夕方だから昼食後6時間くらい経っていて、やはり空腹時血糖。

 簡易型測定器を使ってのSMBG(血糖自己測定)値と、ちゃんとした検査機器で測定された静脈血血漿グルコース濃度に差があることが気になっているのだけれど、それも空腹時の比較しかデータがないし。

 甲状腺のプロであるセンセは、最近、糖尿病のほうは相手にしてくれないし。

 ここはひとつ、ちょいと高めの血糖値を出してお見せしましょうか。
 高め、とは言ってもいきなり200越えは気分悪いわよね。センセも私も。
 一応、正常範囲からは外れるけれども、大騒ぎするほどではない、というあたりの数字を狙ってみましょうかね。

 というわけで、定期検査めがけて人体実験。
 

 

16:20 101 mg/dl  まず、事前SMBG。

16:25 カーボ投入。
    カントリーマアムのココア2個+バニラ1個。
    合計カーボ20.9 g。(147 kcal、タンパク質1.5 g、脂質6.3 g)
    歩いて、電車乗って、歩いてクリニックへ。

17:19 174 mg/dl  採血前SMBG。
    うおう、空きっ腹に粉比率の高いブツを入れると、早いわあ。

17:28 採血。静脈血を1滴もらって自分の測定器で測る。
    156 mg/dl
    後日もらった検査機関の分析結果では、144 mg/dl

17:32 164 mg/dl  採血後SMBG。
    もっと脂質の多いスイーツを投入して富士山型ピークになるように調節すべきだったわね。
    歩いて、電車乗ってバス乗って、歩いて帰宅。

18:30 116 mg/dl

19:19 100 mg/dl

 グラフにするとこうなる。↓

Smbg_clinic 
 私の測定器は、全血を測定しても血漿グルコース値に換算して表示する仕様だから、静脈血を簡易型測定器で測ったデータ(図中のオレンジの)と検査機関の分析値(赤い★)は、同じになるはず・・・なのだが、今回の測定では、156 mg/dlと144 mg/dl。私の測定器のほうが12 mg/dl高く出ている。
 やっぱり私の測定器は少々高めに出るのね。

 指先での測定値(図中の緑の●)はさらに高いけれど、これは末梢血の血糖値のほうが静脈血より高いことを示しているだけ。
 採血前後の指先末梢血のSMBG(血糖自己測定)値を比例配分して、採血時刻の値を計算すると、167 mg/dl。同じ測定器の前腕静脈血との差は11 mg/dl、検査機関の分析した前腕静脈血血漿グルコース濃度との差は23 mg/dl

 こういうデータが欲しかったのよ。
 一度、標準液を買って較正しないといけないかしら。でも、高いのよねえ。

 医学的には静脈血の血漿グルコース濃度で評価されるのだから、その140 mg/dl相当ということで、当面はSMBG値で160 mg/dlくらいまで許容することにしよう。・・・って、とっくにしてるけど。(*^-^*)

 センセは144 mg/dlという検査結果を見て、
「おやあ、ちょっと高いですねえ。どうしました?」
というリアクション。結構だこと。
「はあ、お菓子食べてから来ましたから(^-^)」

 さて、次回はどうしよう。
 2回続けて異常値、しかも上昇傾向だったりしたら、境界型からいよいよ糖尿病型へ移行したと判断されそうよね。私がIGT(耐糖能異常)であることを忘れられるのも困るけれど、いろいろうるさく言われるようになるのもイヤ。

 次回はまた空腹時血糖値を出すことにして、その結果をもらう時にセンセにリクエストを募ってみよう
「次はどのくらいの血糖値をご覧になりたいですか?」
って。

 低血糖を出して見せろと言われると、無理だけれど。
 血糖値の上限を試す実験も、怖くてしたことがないけれど。
 でも、次々回は4月だから、SMBG値で100ちょい~220 mg/dlくらいの範囲の血糖値(静脈血の分析値では90~200 mg/dl相当?)なら狙って出せると思う。

 ただ、生真面目キャラのセンセが、半年がかりの気の長い遊びにつきあってくれるかしら・・・?

 それにしても、私みたいにスレてしまうと、もう随時血糖値という概念自体、意味をなさないのよね。
 これが未だに診断基準のひとつであるって、とても疑問だ。


copyright (c) 2010- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

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コメント

えいりあんさん、それは、究極の血糖コントロールですよ(笑)。

それができないから…問題なんですよね…。

私も、そこまでシビアなコントロールはできませんでしたが、最近の私は…、どうも、思い通りになりません。

私の場合は、耐糖能よりも運動効果でしたが…。

曲がり角なのかな…(笑)。

投稿: sho | 2010年11月30日 (火) 20:07

>shoさん

 私の「潮流」では今は良い季節でして、早朝空腹時血糖値がだいたい80 mg/dl台なので、こういう遊びをする余裕があります。
 いずれ私も暴れる血糖値を制御できなくなる日が来るのでしょう。あるいは、私は基礎インスリンが少ないから、全体に底上げされる感じで悪化していくのかもしれませんが。
 だからこそ、遊べるうちに遊んでおきませんとね♪

 私の場合、HbA1cのほうが思うように管理できません。
 この検査の時の測定値は、5.3 %でした。
 7月の4.9 %は、やはり一時の幻に終わりました。(u_u;;;

投稿: えいりあん | 2010年11月30日 (火) 22:26

ある意味これも『ナイスコントロール』になるのかな(笑)
えいりあんさんこんばんわ(^-^)

ほんと、空腹時のみがいまだに基本診断ですから、おかしな話です(~ヘ~;)
75OGTTとかを診断に入れたら、もはや予備軍とかの悠長な話でも無くなりそうなのに。
かなりの数のIGT、糖尿型が出現しそうです。

でも、早い段階で見つけて、対処する医療システムができれば糖尿病に怯えなくてすむようにできますし。
まあ、メタボ診断は……ねぇ……(汗)

主治医から低血糖の要望が出たら、トレーニングで糖新生直前まで血糖消費して、そのタイミングに肝臓の糖放出をアルコールで抑えたら、要望に応えられるかも!?

って、空きっ腹にアルコールはきついですよね(笑)

今日は忘年会なので、これから出かけてきます(^-^)

投稿: 蝶々 | 2010年12月 4日 (土) 17:32

>蝶々さん

>糖新生直前まで血糖消費

 私としては、ごくマイルドな糖質代謝~肝グリコーゲン分解の領域に自分の身体をコントロールしたいんですよ。
 比率の問題だとは思うのですが、グリコーゲン分解を通り過ぎて糖新生がメインの状態になると、どうも頭痛が誘発される体質らしいので。

 昨日、そのリスクを冒して、身体を脂質代謝モードにしておいて、事前カーボ投入無し、トレーニング中も給水のみという条件で、無酸素よりの運動でどこまで血糖値が上がるかという実験をして、驚愕の数値を叩き出して、ますますその思いを強くしました。
 無酸素よりのトレーニングといっても、私の場合、20RMとか15RMだから全然たいした強度ではないのですけれどね。

>肝臓の糖放出をアルコールで抑えたら

 この提案は過去にいろいろな方からもいただいています。 でも、私は、酒を飲むくらいなら薬を呑みます。(^^)
 酒が嫌いだから、というのが理由ですが、仮にそうでなくともアルコールで低血糖気味になる時間を作るという戦略は採らないでしょう。
 このへんの話をいつか記事にしようと思っているのですが・・・、なんか敵をいっぱい作りそうだなあ。まあ、その時には、蝶々さんのアルコールと筋肉の記事にリンクさせてもらいますね。(あれはとても良い記事でした。(ローカーボ食ではなく)酒こそが筋肉を溶かすのだということは、もっと知られるべきだと思います。)

投稿: えいりあん | 2010年12月 5日 (日) 17:10

えいりあんさん、こんばんは。

> グリコーゲン分解を通り過ぎて糖新生がメインの状態になると
> どうも頭痛が誘発される体質らしい

私も日中の空腹では頭痛はないのですが
朝食前の頭痛は、間々あります。
夕食~朝食の時間が開き過ぎるとてきめん。
食べると面白いようにスゥゥーッと頭痛が引きます。
これが糖新生がメインの状態に当たるのだと
上のコメントで理解したのですが
糖新生は、それ以上に限界?の状態ですか?

なんだか、コアな実験をされているご様子(ワクワク)
楽しみにしています。

投稿: knacke | 2010年12月 6日 (月) 21:01

>knackeさん

>朝食前の頭痛は、間々あります。
>夕食~朝食の時間が開き過ぎるとてきめん。

 糖新生がメインになると血液中に出てくる遊離脂肪酸が頭痛を引き起こすことがあるらしい、というところまで調べたのですが、遊離脂肪酸と頭痛の関連がまだわかりません。

 低血糖になると頭痛がする、という人も多いようですが、私は低血糖にはならないし~♪

>食べると面白いようにスゥゥーッと頭痛が引きます。

 私は、いったん頭痛が起こってしまうともう食べてもおさまらないんです。(;_;)

>糖新生は、それ以上に限界?の状態ですか?

 さあ? 上の話も私の推測に過ぎませんし、だいたい血糖値を見ているだけでは、肝グリコーゲン分解と糖新生の区別はつけられませんよね。

>なんだか、コアな実験をされているご様子(ワクワク)

 いや、そんなんじゃないんですよ。
 加圧のトレーナーさんが、トレーニングで血糖値が上がるということを信じてくれなかったので、やって見せたのですよ。そうしたら想定外のところまで上がってしまったの。
 まあトレーニングメニューは変化しているのだから、血糖応答も以前とは変わっていて当然なのですが。

 加圧トレーニングの講習会では、糖尿病の人はトレーニングで低血糖を起こすことがあるから注意するようにと教わったのだそうです。
 医師から筋トレのような運動許可の出る糖尿病患者さんは軽症で、メタボ/高インスリン抵抗性パターンの人が多いのでしょう。ということは、実はインスリンはたくさん分泌されていて、そういう人が運動で一気に血糖を筋肉に取り込んだら低血糖になっても不思議はありませんよね。
 私の場合は基礎分泌が少ないから、インスリン拮抗ホルモンが出てくるとすぐ負けるんです。・・・ということをトレーナーさんに縷々説明したのでした。

投稿: えいりあん | 2010年12月 6日 (月) 22:15

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