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2010年10月 5日 (火)

積みかさね、それが学問の道とはいえ。

 9/20から9/24まで、第46回欧州糖尿病学会(EASD2010)があったらしい(´ヘ`;) 日経メディカルで、発表内容が読める。米国糖尿病学会(ADA)があって、日本糖尿病学会(JDS)がつづき、はは、年中無休。研究は日夜続いているって……中味はどうなのよ(´ヘ`;)
 ……なんだか変わり映えしない。
 発表する努力に価値があるってのはないわけではあるけれど、それが目的になっているような……年に三回ノーベル賞級研究が発表されたら、人間の代謝はとっくに全部解明されていることになる。
 ないものネダリしちゃいけないね(´ヘ`;)
 (会員登録が必要です)診察時のHbA1cの変動は、平均HbA1c値とは独立した心血管疾患(CVD)の予測因子である可能性東京女子医大糖尿病センターの坊内良太郎氏発表。

「HbA1cの変動が大きい患者は、変動が小さい患者に比べて頻繁に高血糖状態にさらされている可能性があり、そのことがCVDの発症に関係しているのではないか」との見解を述べた。

 (会員登録が必要です)HbA1c値による診断は簡便であるが、その診断には限界があることを知って対処すべき」などと考察したドイツのテュービンゲン大学のA. Peter氏発表。
 ……50%以上の糖尿病患者を見逃すことになりかねないことを意味している。

 それじゃ役に立たないも同然じゃない(´ヘ`;) だから、使えるかどうか長年もめてきたんだろうけど……。

 糖尿病発症の危険性が高いコホートにおいて、診断指標にHbA1c値を用いた場合と空腹時血糖および糖負荷試験後の血糖値を用いた場合のそれぞれについて糖尿病診断能を比較検討した。  対象は、2型糖尿病を発症する危険がある白人2036人。  経糖負荷試験の結果、1523人が耐糖能正常(NGT)に、387人が耐糖能異常(IGT)または空腹時血糖異常(IFG)に、126人が糖尿病に分類された。
 規模が違うね。  というより、学会発表なら、この規模が最低限の必要条件じゃないのかなあ。情けない。

 同じ日経メディカルで、<困ったクン>患者についての記事が盛り上っている。
 いわく、半可通の患者が自分でつかんだ知識を振り回して、医師の言うことを無視する。希望する治療を受けられないとすぐ切れる。
 ……小学校の教育問題とそっくりじゃん(´ヘ`;)
 柄はでかくなっても中味は変わんないってか(´ヘ`;)

 昔の医者はよかったよね。神様、仏様と同格で。あ、学校の先生もそうだった――教科書――文字が読めるだけで人格者扱いされたんだから、すばらしい。
 朝日新聞フロント・ランナーで取り上げられた医師、福井県名田庄にある診療所を維持している中村伸一さんのようなケースは、ないことはない。

 ここへ来て3年目に、くも膜下出血を見逃したことがあります。(中略)親類の人に誤診をわびました。医師を辞めようかと思い詰めました。でも、その人は「真剣にやっても間違えることはある。お互い様だ」と言ってくれました。こうした「人を許す心」を教えられ、名田庄に残る決心をしました。

 村役場の保健福祉課長に任命され、医療と介護を連携させることに力を入れたら、福井県で最も医療費の少ない市町村のひとつにすることに成功。
 完璧な医師もいなければ、完璧な患者もいません。あるとすれば良い医師・患者関係です。

 やれやれ(´ヘ`;)
 3年目ってことは、中村さんが47歳であるから、20年前後昔の話。かってのように心の広い患者がいるのかどうかはわからない。
 黒澤明『七人の侍』じゃないけれど、庶民って奴は、神様、仏様と拝みつつ、蔭では「あのヤブにかかっちゃねえ。だけどしょうがない。あいつしかわかる奴がいないんだ」などと悪口を言う存在だ。
 お上についても同様。
 長いものには巻かれろ……巻かれてから、抜出せ(^!^)
 悪人に見えても、それが賢い道であって、怖いのは、一本気に信じ込む輩。真剣で真面目だから、アバウトに扱われると怒り狂う。

「先生に、言いつけるわよ」

 我田引水、聞く耳持たぬ患者に、「はいはい、お説ごもっとも」と舌を出し、処方された薬を神棚に放置する患者。
 現場の医師がそんなにも苦労しているってのに、説得力のない研究ってやる意味があるのか? 

 (´ヘ`;)

 まあそのお。
 無駄と思っても、とりあえずやってみなきゃ何も生まれないわけで、無駄を繰り返して、当人がうんざりして、ちょいと魔が差して寄り道をしたら大発見の抜け穴発見。
 ユーレカ! ってのも、歴史的事実としてある(´ヘ`;)。
 いろいろむかついたお上のチョンボも、やっぱりそんなものだったようで、うん、パチンコは打たなければ当らない! セ・ラ・ヴィ。
 やれやれ。

 役にも立たない特定個人の代謝廻りの日々についての愚考。
 どっかでだれかの琴線に触れることもあることもないわけであるのかもしれないこともあるだろう。
 時間遅れで、書き溜めた記事をまとめアップしました。
 たいしたことは書いていません。シカト十分(^!^)
cat_back
←でも、まあ、たまにはクリックしてね(^!^)
 たとえ、くだらんと思っても(´ヘ`;)
 ここから来る人が案外いらっしゃいます。
 スタートから、全部読むってのがパターン。
 すいません、無駄愚痴が多くて(´ヘ`;)

 情報は、つかまなければ役に立ちません。使うかどうかはその方の判断ですが、知らなければ是非もなし。

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コメント

 こんばんわです(^-^)ん〜いつ見ても、興味深い文体!(って、そこじゃなくて内容が興味深い(笑))

 研究もなんというか、既存のものをちょっと『いじった』ものが多いですね〜(悪いことではないですが(汗)
 ほんと、ちょっと魔が差して横道逸れたら大発見ってパターンに笑いつつ期待しつつ日々過ごしてみます(笑)

『しゃっくり一回で糖質1g消費できる!』とか誰か調べて〜(笑)まあ、おとなしく運動に没頭しておきます(^-^)

投稿: 蝶々 | 2010年10月 9日 (土) 18:54

 1gの糖質/カーボは、1000mgなわけですが、2型である私にとっては、それを脳に直接注入しなければ高血糖ケトアシドーシス昏睡で天国へ行くことはできないのですよ、蝶々さん。
 はじめまして。
 脳への道中で、吸収されたり消費されたり、そもそも大量の血液に薄まって、目に見える症状など望めない。誤差の範囲ですね。
 もっとわかりやすくならんのか、かみさん! 
 しゃっくりじゃそれほど血糖消費しないでしょうし、CGMSが手に入ったら、24時間カラオケ大会で、血糖推移を見守るってのがありなネタでしょう。
 カーボ補給なしなら、40-100mg/dl程度の変動が望めそうな気がします。

投稿: YCAT | 2010年10月11日 (月) 01:06

 おはようございます(^-^)YCATさんはじめまして!御挨拶が遅れてしまいました(οдО;)

 CGMSによる24時間血糖推移把握カラオケ大会ですか〜♪ネタより、歌に熱中して楽しそうです゚+。(*′∇`)。+゚
途中から喉が軽い炎症起こしてシックディって可能性もなきにしもあらず(・・?)(笑)

 人間の代謝って複雑怪奇で、私はいつも迷子になってしまいます(~ヘ~;)

 まだまだ自分の耐糖能と相談しながら日々試行錯誤してますが、『考える』ということを゛かみさん゛に与えられたのかもと解釈しておきます(^-^)

 でも、ほんと、もっと単純明快にしてほしいですよね(笑)

投稿: 蝶々 | 2010年10月11日 (月) 08:41

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