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2010年7月 7日 (水)

一歩進んで二歩下がる……あれ、ここはどこ?

 ADA(アメリカ糖尿病協会)70回学会続報(会員登録が必要です)HbA1c高値に至る前に経口血糖効果薬の追加投与でなく、基礎インスリンによる早期介入が重要
 

臨床の現場ではHbA1c目標値を達成できず、長期にわたって血糖コントロールが不良の2型糖尿病患者も少なくない。多国籍無作為化オープンラベル比較試験の二次解析によって、基礎インスリン導入時にHbA1c値が高く、数多くの経口血糖降下薬(以下OAD)を投与している患者ほど、その後の血糖コントロール改善が困難であることを裏付ける結果が示された。

 オランダからの報告。
 進歩しているようで、なんだか同じところをぐるぐる回っている。
 そんな印象しかない。なんだかなあ(´ヘ`;)

 ポイントは、基礎インスリンの投与時期云々ではなく、入力と出力の相関関係が目に見えるようにする<見える化>だって話だろう。
 どうしてそう言わないんだ? 
 食事についての、量的、質的管理が簡単じゃないって前提で対策しようとすると、医療(管理)側は、こうした発想をするしかないのかもしれない。

 薬物を使用した場合、体内処理を経た代謝結果は、なかなか見えてこない。しかも個々それぞれ作用/効果が違うから、疫学的/統計的データで、その利得を判断……ってか、それは推測でしかない場合が多く、どうかすると研究者のフィクションになりやすい。
 血糖値を低下させるには、体外からのインスリン投与による直接消火が単純に有効。ところが<見える化>したところで、患者の意識が低いと、「好きなだけ食べて、どんどんインスリンを打とう」っておバカが出てきてしまったってのが……あったっけ(´ヘ`;)

 運動、労働による代謝では追いつかないほど過食可能な現代において、つまりは<食わない!>それがもっとも効果的だって……ああ、先祖返り。
 それじゃ貝原益軒「腹八分目」時代から、なにも進んでいないことになる。うううん、進歩は牛歩のごとく。神の手は、存在しない以上、しょうがないか(´ヘ`;)

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