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2010年6月 6日 (日)

隠れ糖尿病疑惑の義弟を強制測定した

お腹をすかせると、手が震えることがあるのよ」と電話で妹が言ったのは、去年の暮れの話。
 おお、これは興味深い。食後高血糖&過剰インスリン分泌食事性低血糖のmitiyoグループ患者発見か?
 義理の弟、52歳。地質学が専門の土木業者。家系には父系母系ともども糖尿病患者はいない。
 で、死亡原因に、やっぱり<虚血性>がつくらしい、うふふ。
 宅急便で貸し出そうかとも思ったが、膝の皿骨折事件でシックマンス。SMBG(血糖自己測定)器を手離せなかった。ま、強制的に測定しなきゃ自分でやるわけもないだろうと、北海道遠征の巻。

 これは同じ時間帯で測定した、比較用の私のデータ。
  食事前      30分値    60分値    90分値
10060601100606021006060310060604
 しつこい鼻炎が残って、じゅるじゅる鼻水(´ヘ`;)ティッシュが手離せないとはいえ、空腹時血糖値はおちついたんじゃなかったっけ? 
 血を分けた妹の住む、一応実家とはいえ、つまりは他人の家。
 あたしって繊細(´ヘ`;)だから、気を使っちまったのかしら?
 それとも、猛烈にしっぽをふりながらキャンキャン吠え続けるワンちゃん(それも三重唱)のせいで、会話困難な状況にいらついたせいかしら? 
 どうせ言いたいのは「餌ヨコセ、キャン」だろ? 
 そんなにつぶらな瞳で見るんじゃない!
 群れの仲間じゃない、おらは猫だ! 
10060605
 ← 2時間値

 牛乳200ml(カーボ量10g程度)とカマンベールチーズ100g。
 おかげさまで、カーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)の有効性を証明――血糖値を上げるのはカーボだ!
 
 それを証明。見事に感動を与え……。
「胃の部分の表面には割れた筋肉が見えたりして、すっきり痩せている私は、こう見えても立派な糖尿病患者であ~る」
 ある意味、闘病生活指導に説得力ができたか?
100606togtt2008
 あらあ、なんじゃこりゃ? 2年前のデータじゃないか! 

 危機感がないなあ(´ヘ`;) 持参して強制測定して正解! 
100606ogtt
「境界型ってのは日本だけの分類で、これは糖尿病ですよ」とかかりつけの内科医は言ったそうだ。
 うん、それだけでも、わかっている先生の部類だね。

 休肝日のない酒好き。γGTP値は大幅基準外。
 漬物に醤油を足すなど塩分多めの典型的北海道人。当然、高血圧で、血圧降下剤は継続服用中だが、血糖降下の処方はなし。
 ン? 
 薬の処方はせずとも、循環器科に紹介状を出して、胸部CT撮影の手配をしてくれたのはありがたい。
 まだ(´ヘ`;)無事だったらしい。
 ヘモグロビンA1cの数値が見つからない。
 このパターンは、基準内である可能性が大きいが、いずれにせよ、食事療法の助言は?

 3日間見た限りでは、朝は軽く、夜も少な目。アルコールが入る分、甘味――血糖速効上昇薬服用の気配もない。
「お昼は、もっといっぱい……どんぶりくらい食べますね」
 現場を歩くんだから、そうじゃなければ動けまい。外食のご飯量は250g5単位400kcal(カーボ量90g)が定番。
 食事を減らせと、実は指導してくれていて、それを本人がスルーしているってのは、2型糖尿患者のこれも定番。
 
 さて、インスリン分泌量はたっぷりありそうで、うふ。

 どんぶりめしだけ食わせてやれ(^!^) 遅延行為禁止!
 OGTTのブドウ糖以上の90gカーボ……いいなあ(´ヘ`;)
100606t01100606t02100606t03100606t04
  食事前      30分値    60分値    90分値
100606t05
 ← 2時間値 なんじゃこりゃ(´ヘ`;)
 インスリン分泌はあるはずだよねえ?

 見た目も、まさしく立派なリンゴ腹。
 典型的脂肪肝の外観だけど、その通り! 
 インスリン抵抗性の高い、典型的2型糖尿病じゃん。カーボ量は多いが、じゃまな脂肪が増加しているって数値。
100606t994h
 手が震える様子はなし。 4時間値 →

 分泌過剰以前に、内臓脂肪の削減が先決ってやつですね(´ヘ`;)
 空腹時血糖値の高さにがっかりしている私の心を知る由もなく、義弟はショックを受けたみたい。
「立派な糖尿病だってさ」
 やっと気がついたか(´ヘ`;)

 カーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)は、本当に福音だ。

「勤務中の昼食でどんぶりめし(5単位400kcalカーボ量90g)食べているのを半分にすること。夜は、酒を呑んだらあとはカーボ不可。それでしばらく過ごせば、リンゴ腹がへこむはずだよ」

 たぶんこの助言で間に合うだろう。
 ごはん(カーボ)を食わず、クッキーやらシュークリームを主食に食事している私を妙な顔で眺めていたけど、こちらは甘味生活闘病8年目の大ベテラン。
 継続可能だよね?
 さっそく、翌日の弁当のおかず量を倍増。ごはん半減。

 ちなみに、リンゴ腹というより(哀しくも)下半身デブの妹。
 年齢は、同い年の52歳。
100606h01100606h02100606h03100606h04
  食事前      30分値    60分値    90分値
 ちえッ! さすが耐糖能健常人。いいなあ。
 あたしもどんぶりめしが食いたい(´ヘ`;)
 バターをのせて、醤油をかけてバクバクっと……。それだけで美味しいのが白米、銀シャリの威力だけど、耐糖能処理能力を越える量を食わないと満足できないのが欠陥(´ヘ`;)
 だから「ゆっくりじっくりとっくり噛め」って? ……やなこった。 

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コメント

>ちなみに、リンゴ腹というより(哀しくも)下半身デブの妹。

 いや、それはむしろ良いことらしいですよ。(^^)

“洋なし形”体形に疾患保護作用だそうで。

投稿: えいりあん | 2010年6月27日 (日) 21:10

>>ちなみに、リンゴ腹というより(哀しくも)下半身デブの妹。

> いや、それはむしろ良いことらしいですよ。(^^)

 いや、本人には言えませんよ(´ヘ`;)
 すっげえ気にしてますもの。
 IT弱者で、私がパソコンを提供しなかったら、たぶんいまだにインターネットって言葉自体知らないような人だから、どうせここを見たりしないと思って書きましたけど、見つかったらえらいことになりそう。
 怒り出すと怖い子なのです。

投稿: YCAT | 2010年6月28日 (月) 00:24

 ご無沙汰しております。
 義弟さんの数値、私と似ています!

 高インスリン友の会を結成したいです。その際は私が、会長を務めます(笑)
 で、私のぶどう糖負荷検査のインスリン量は、30分、60分と『100越え~』ですので・・・。
 親戚一同、循環器の受診経歴アリですが、その際、医師は一言も『高インスリン、高血糖』の事は触れません。
 父、母、おじ、叔母、それぞれ、高血圧、高脂血症若しくは両方で、薬漬け。
 HbA1cも5台の後半ですが、糖質に対しての見解は異常に低い・・・。
 全員が『うちは、糖尿病の家系ではない』と言い張ります。
『虚血性OOO』の家系って、ちっとも誇れないのよ・・・。
 って、私自身も首にプラークあり。でジワジワと血管を狭ませているようですが、相変わらず、禁煙できないで居ますデス。
(って、止める気が起きないのが現実です)

投稿: mitiyo | 2010年7月 4日 (日) 12:24

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