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2010年4月16日 (金)

全国飲食店の栄養成分紹介ですって!

 これは、便利! フーディクトFoodict栄養成分辞典
 画期的! こんなのほしかった(^!^)
 栄養素成分全部を表示しているのがすばらしい。
 ここにそれぞれの食材の重量表示もあったら完璧なんだけど……。
 
 東京・上野にある焼肉の大昌園は、昔からある名店。
 ……私をデブにした店でもあるなあ(´ヘ`;)。
 冷麺が絶品なんだけど、おお、カーボ量100gだって(´ヘ`;)
 上カルビは……あら、カーボ量35gだって?
 澱粉製の肉なわけないけど……。
 

原材料: 和牛ばら肉 【国産】 ぶなしめじ 根深ねぎ
かぼちゃ ししとうがらし しょうが にんにく もみダレ

 おお、かぼちゃも焼いたっけ。
 メニューの一皿全部の成分を教えてくれているんだ! 

 あなたの行きつけの店は、たぶんない(´ヘ`;)。
 あれば、ラッキーだけど、そうじゃなくても、いつも食べている定番メニューと参照できるだけで、血糖管理上、十分参考になる。
 もちろん、便利だけど、うのみにしないこと。
 そうそう変化するとは思えないが、いつもいつもメニュー通りの分量が出されると決まっているわけじゃない。
 特に、カーボを含んでいるお皿の重さは、要チェック。
 初回は食後のSMBG(血糖自己測定)も行って、吸収遅延状況も把握すべきだろう。
 
 外食店は、星の数ほどある。
 全店にメニューごとの栄養成分表示してもらいたい。
 耐糖能異常(IGT)であるものの夢だけど、それは無理。
 そもそもカーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)を利用しない/できない/する気のない人は無視する。
 酔っぱらっていればなおさら。
 5人に一人どころか、現時点では、1000人に一人程度の需要でしかないはずで、それじゃ安価な機器の開発もありえない。
 それでもこれだけの店が、栄養成分を表示している。
 これ無料じゃない! 掲載費用が必要なんだよ!
 メニューごとに食材の重量を測定し、それぞれ食品分析表に基づいて栄養素を算出する。その手間がかかる以上当然だ。
 これも宣伝の一環だけど、意外と良心的?
 いや、心を痛めている料理人もいるってことなんだろう。

 糖毒性激痩せを経て2003年に糖尿病宣告を受けたあと、ブログを始めてカーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)に勇気付けられた私は、成城学園駅前の鉄板焼き創作料理店を久々に訪れた。
 ごはんは食べない……でも、はちみつアイスを食いたくて。
「常連さんって、ある日突然来なくなったりするんですよね。それにしても顔の形が、ずいぶん変わりましたね」
 そんなセリフをシェフにぶつけられるほど、通った店。 

 全国各地の旬の惣菜を、目の前の鉄板で焼いてくれた店は、日本酒の品揃えも抜群。
 高級住宅街でもある成城学園は、老人の街でもある。
「うちはカロリー高いですから……」
 カロリー信仰は、料理人にも浸透している。
 素材の目利きと調理に自信があっても、突如、来店が途絶える。
 不味くなった筈はない!
 成城学園に住めなくなって夜逃げしたのか? 
 ひよっとして、脳卒中で天国へ旅立ったのか? 
 ……そこまでは、言わなかったけど(´ヘ`;) 
 そういえば、私がカーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)講釈をしたのは、このマスターが最初だった。
 でもまあ「じいさんばあさん、お好み焼きにご用心」と店内に大書するわけにもいかんよなあ……。
 閑話休題。
 アルコールが嫌いな私は高血圧への不安はない。
 でも……。
 蛋白質で満腹したあとに、小麦粉たっぷり(本来、お好み焼き屋さんなのだ)に山ほど葱を乗せた神戸焼き一人前(カーボ100g)に、〆は名物ハチミツアイスクリームを3人前(カーボ50g相当)……。
「(そんなお客さん、他にいませんよ)……好きですねえ」
 それで即、就寝していたんだもん、デブになる(´ヘ`;)

 こんなサイトが成立したのは、メタボが流行語化して、ちっとは常識が変わったのか? もしかして、健康を売りにして、商売が成立する時代になったのか?
 残念ながら、美味いとか、騒げるとか、訴求ポイントがそっちであることに変わりはない。
 グルナビ利用者は、余剰カーボの好きな人ばっかり。

 満腹したら、ダイエットすればいいのよ(^!^)
 お酒は糖質ゼロが当たり前の時代だし……痩せないわ(´ヘ`;)
 禁煙するのは簡単だ。もう50回はやったね(^!^)

 これは東京、赤羽にある意欲的な栄養士さん集団である株式会社ファンデリーのガンバリ!

 食事指導にうらみつらみをもつのは、耐糖能異常(IGT)者にとって定番。1970年代から続く従来の糖尿病食事療法である食品交換表の利用は、所詮カロリー管理でしかない。
 それで血糖値を下げるには、総量規制しかない。
 カーボカウントが血糖を管理する行為なのに、それは食欲を管理する作業でしかない。
 だからこそ食事指導であつれきが生じる。 
 ……言い方もあるんだけどね(´ヘ`;)
 私も済生会中央病院で最初のバトルをやった。
 小娘(30歳越えているけど)が「食うな!」とヒステリックに指導すればするほど、じじいは聞く耳を持たなくなる。
 効き目のない薬剤に不信をもっても、すまし顔の医師、先生に文句は言いにくい。
 その分、陰口の対象にされるのが栄養士さんたち。

 日本の栄養士さんはつらい(´ヘ`;)
 資格取得が簡単だから、しょうがないっちゃしょうがないけど。

 医師の下で、教育委員会の下で、限られた予算に財布をしばられ、手不足を自分でおぎなうしかない。結果的に、大忙し貧乏生活に終始し、あげく「弁当オバちゃん」と呼ばれるだけで名誉も誇りもない。
 せいぜい両手を越える程度で、そう大勢存じ上げているわけではないが、暗い顔で「食事指導って大変なんですよ。できたらやりたくない」と語る方も多い。
 あるいは、こちらの方が多数派かもしれない。

 ファンデリーの事業活動は、そこから一歩踏み出そうとした試みに見える。
 私は、ケチをつけているのか。それとも激励しようとしているのか? 

 この画期的サイトをGoegle検索してもヒット数18万程度。
 糖尿病になるほどインスリン抵抗性を増して(デブって)くれなんて悪意はもっていないだろうけど、<健康>で客は呼べないから、著名店ほど協力してはくれない。だから利用者も増えない。
 あちこちネットをさまよっている私がたどりつくのに、2年もかかっちゃったのも当然。悪循環だ。 
 完成したメニューを一発で成分測定できるような機器があれば、いちいち算出する手間がなくて表示できるんだけど――あら、それじゃ栄養士さん自体不要になるか(´ヘ`;) 

 全国最大だそうな糖尿病食、腎臓病食の通販サイトミールタイムは10万くらいのヒット数。
 これじゃ辛いだろう(´ヘ`;)
 利益率はともかく、業績が向上しているようには見えない。

 糖尿病食セットの中味を見ると(当然ながら、栄養成分が全品表示されている)カーボが65-85gのものばかり。困ったもんだ(´ヘ`;)。
 結局、これが日本の栄養士さんの常識ってことなんだろう。
 血糖管理とは縁のない、栄養管理からの発想。
 それは、高度成長期以前の、ちびで、短足で、ぺったんこ胸の飢餓貧民にエネルギー(カーボ)を食わせようとした時代のもの。
 糖尿病療養食どころか高血糖を招いて病状を悪化させるようなセットを、手間とデリバリーで高額商品にしたら、売れるわけないじゃないか(´ヘ`;)
 類似商売は多い。
 薬事法に引っかからないように、体験者談を語らせる手法を使うインチキ業者と違って、良心的だけど、利益率を大きくしてどうにか事業が成り立っている様子。で、高いから客数が増えない(´ヘ`;)
 そんなニッチ商売は使命感でもなければ続かないのが普通。

 この意欲が、ちゃんと報われるような方向が見つかればいいのになあ(´ヘ`;) どうにかしたいけど、そうそうアイデアは浮かばない。
 金儲け管理費を稼ぐのは簡単じゃない。

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