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2010年4月14日 (水)

発掘! カーボカウント実践2008

 江部さんの糖質制限本に刺激されて、糖尿病専門医(!?)が、、病院内の管理栄養士に指示したってのが発端。

ある患者様にはこのような実験をしてもらいました。
お昼に自分の食べたいものをコンビニで買ってきて食べてもらい、食後血糖値測定。翌日、当院の糖質制限食を食べてもらい、食後血糖値測定。

 聞こえている? 神戸赤十字病院の福井栄養課長? 
・よくあるコンビニの幕の内のお弁当
(付け合せにスパゲティー、
 甘辛いタレの付いたお肉・・など高糖質)
・ハムマカロニサラダ・・・高糖質
・ランチバック ピーナッツ味・・・高糖質
 このときの血糖値、食後5時間でも330mlだったようです。当然、糖質制限食は血糖値がそこまで行きません

 (´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)

 言葉はご存知だったようだけど、カーボカウントがわかっていたわけではなさそうな専門医さん。
「はははは、冗談やめましょう、先生」
 でも仰せとあらばと従った栄養士さんが、カーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)に遭遇……。
 で、どこまでご理解いただけました? 

 勤続10年目の管理栄養士さんが、試行錯誤して提供していたのは、千葉県の東邦鎌谷病院
 サイトを見る限り、そんな様子はうかがえない。
 栄養相談はやっているみたいだけど……払う価値はあるの? 
 血糖値がとても高い患者だけを対象としていたので、もう、やめちゃったかな? 江部さんのブログで、名があがったことはないから、あるいは担当医師が転院してしまって、中止されてしまった可能性もある。
 いや、それ以前に不評だったってこともありえるなあ(´ヘ`;)

従来の糖尿病食
 糖質55~65% 脂質20~25% 蛋白質15~20%
糖質制限食
 糖質30%前後 脂質45%前後 蛋白質25%前後

 サンプル写真では、朝と昼のみカーボ添付で夕食はなし。
 見た目、合計カーボ量は100g/日未満だろう。

そして、糖質制限食を始めてから約1年が経ちました。今までに約30人位の患者様に糖質制限食を提供しましたが、中にはご飯や麺、パン、お菓子……炭水化物が大好き・・・でこの食事ではぜんぜん食べた気がしない、お腹がすいてしまう・・・という患者様もいらっしゃいました。

 まさしく江部さんの高雄病院のメニューで、「縄文食でしょ」(これは貧相って意味のはず)と評される内容。いかに教育入院中とかで、生活強度が低めだとしても、我慢できる人の方が珍しい。
 合併症を発症して、危機感いっぱいでもなきゃ耐えられない。
 酒でまぎらわすのは手だけど……入院中じゃダメよね。
 カロリーは基本的に(糖質以外では)気にせず食べてよいという利点もあるのでそのような患者様にはなるべく工夫して一、二品おかずを増やすなどしました。

 まじめな、そう、日本人に多い熱心な業務遂行者ほど、あぶない道には足を踏み出せないって欠陥が、ここで邪魔になっている。
 カーボを減らしたなら、その分、蛋白質、脂質を増やさないと!
 アトキンスダイエットのステーキ1kg食わせろ! はともかく、ご承知の通り、大豆じゃあ(^!^)すれば、脂っこくて胃が受け付けない人でも空腹感を減らせる。
 一、二品じゃ足りない。もっと出せ! 
 費用の問題? 中途半端な治療じゃ、意味がなかろうが! 

 困った君、江部さんも、カロリーフリーとは言っていない。
 雑誌取材で「1800kcal/日」としか言わないのが、カーボカウント(炭水化物のうちの糖質管理による血糖管理)を理解していない証明……だから30%近くの脱落者が出るんだ(´ヘ`;)
 もう一つ。
 三食の食事習慣にこだわるから、カーボ(ブドウ糖エネルギー)欲求に応えられないってのもあるんだけど……閑話休題。
 この糖尿病専門医さんが何を考えていたのか、よくわからない。栄養素比率を指定して、あとはお任せ。
 で、担当栄養士さんは一人悩む(´ヘ`;)

 一般にほとんどの栄養士さん、管理栄養士さんなら、糖尿病のお食事、メニューと聞いて思い浮かべるのは「バランスのとれたヘルシーメニュー」・「カロリーを抑え、健康な人でも一緒に食べれるメニュー」……などでしょうか。

 当然、こうなる(´ヘ`;)
 (笑)ってのは、ほとんど自虐的。かあいそ(´ヘ`;)
 今まで学んできたことや食事療法は一体なんだったんだ? いや……ありえないでしょう??(笑)……と、否定的でした

 この記事は、株式会社ファンデリーのサイト未来を切り開く栄養士100人に掲載されたもの。
 この会社は、東京・赤羽で働いている栄養士さんの集団。
 活動は熱心みたいだけど、出発点が違っている感じがする(´ヘ`;)
 編集上の能力が不足しているのは専門家じゃないからしょうがないとしても<食後5時間でも330mlだったようです>を見過ごしてしまうようでは、医療知識欠如を指摘せざるをえない。
 知っていて二年近く放置しているとすれば、公的誠意がないってことになる。どっちも問題だけど、そうは思いたくない。
 アメリカ全土で、たった4045人しかいない国の栄養士とは、やっぱり別物なんだろう。
 他に紹介すべき記事はなかった。
 2008/07の最後の記事、フィットネスクラブとの併設は興味深いものがあるが、中味が、旧態依然じゃどうにもならない。
 その辺が更新が途絶えた理由かな。
 愚痴をこぼすのは簡単でも、建設的文章ってのは手間がかかるから、執筆者がいない? 
 タイトルのようなチャレンジとなると、血糖値を300mg/dlにでも上げなきゃ、そうそう書く気にもなれない。
 それは、おめえさんだけだって? じづれい。

 もう一点、別の記事を準備中。
 それを見ても、一所懸命なのは理解できる。
 栄養士の業務が、忙しいのは事実だ。だから、不当に安い給与って意識もわからないでもない。だから、それをどうにかしたいって気持ちもわかる。
 でも「お足って、面倒を見たお代」なのよね。
 そこに居ればもらえるものじゃないし、どんだけ汗を流しても得られるものじゃない。
 ニーズ(面倒を見て!)に合わせなきゃ、それは無駄働きでしかない。時代の進化に、それなりについていかないと、銭は拾えないのだよ(´ヘ`;)
 
 自分のやっている業務内容に、自分だったら財布を開く気になりますか?
「予算を持ってません」ってのが逃げ道だけど、それはなしね。
 そこを想像できないと、何をやっても意味がない。
 もっとも、自民党のじいさんたちも、民主党のおっさんたちも、あちこちのうるさいおばさんたちも、霞ヶ関の優秀なロボットも、みんなそれができない。
「くれ」「くれ」ばっかり(´ヘ`;) ちっとは自分で動け。
 猫と、どこに差がある? かあいくもないのにさ(´ヘ`;)

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