« こっちの方が食べた気がする? | トップページ | ワーク・アウト――運動による血糖消費 »

2010年3月 7日 (日)

ローカーボ・ランチ実験編

えいりあん・めもらんだむ

 名古屋での仕事がありまして、ラッキーなことに午前中で終わるので、昼から半日休暇を取って、ローカーボ・カフェへ行きました。急な呼び出しにも快く応じてくださったknackeさんとご一緒に、ぷちオフ会♪

 オフ記はknackeさんがすでにアップしてくださったので、こちらでは簡単に実験レポートのみ。

 過去記事「真昼の血糖」に書いたように、私の昼の耐糖能はめっちゃ弱い。

 食事開始60分後頃にようやく追加分泌第2相のインスリンが出てきて、血糖値が下がり始めるのは100分後あたり。追加分泌できる絶対量も少ない。

 つまり、ローカーボであることは当然として、いかに自分の昼の分泌パターンに合うように食べるか、が今回のミッション。

 インスリン追加分泌のトリガーとなる分の糖質は入れなきゃならない。でも、インスリンが到着する60分後までに血糖値を上げ過ぎてはいけない。100分以降は、分泌されたインスリンの処理能力範囲内なら糖質追加投入可能。

 メニューは、まずミニサラダ。とってもミニなので、カロリー的にも糖質的にも食物繊維的にも無視できる程度の量。

 次が、クラムチャウダー。やや危険物。お店のテイクアウト・メニューによると糖質5 g以上10 g以下のもの。・・・8 gと見積もる。液体だから怖い。私の基礎分泌で処理できる量は越えている。これでちょうど追加分泌トリガーになるか、それともオーバーするか・・・?

 メインディッシュは岩塩とカンボジア産黒胡椒チキン、ゆず胡椒添え。付け合せのプチトマト2個のソテーが危険物。元の大きさがわからないのだけれど、糖質3 gくらい? おからのなんちゃってポテサラは糖質1.5 gくらいか。ししとう2個と調味料。同じくテイクアウト・メニューによれば糖質5 g以上10 g以下になっているけれど、せいぜい6 gってところじゃない?

 小麦ふすま系のパン。ある程度、血糖値を上げる代物だと聞いていたので、最後に回す。糖質どのくらいだろう? 見当がつかない。(写真は2人分です!)

 そしてブラックコーヒー。糖質はゼロ、AGEは・・・知らないっと。

 1時間かけるつもりが50分で食べちゃったわよ。マシンガントーク炸裂していたのに。(だから、サラダが少ないんだってば。)

 実験結果↓(クリックで拡大します)

Low_carb_lunch_2

 点線は、糖質40 gのドリンクゼリー実験時の血糖応答。これから類推した追加分泌パターンにあわせるべく、食物投入したわけ。
 食事開始1時間後の血糖値は139 mg/dl。うーん、出来すぎの数字。

 さらに1時間待って、デザート投入。
 糖質の絶対量さえオーバーしなければ、処理できるはず。
 ミニブラウニーバニーユ。小麦ふすま系のブラウニーの糖質量が読めない。おからパウダーで作ったブラウニーならば、糖質2 gまででおさまるくらいの量なのだけれど。うーむ、倍として4 gと見積もるか。トッピングの分の糖質を足して、6 gってところ?
 いける・・・はず!

 で、いけちゃった♪ 血糖応答上、デザート投入は全然わかりませんでした。

~~~~~~~2010.3.9.追記~~~~~~~

knackeさんにいただいたワッフル(当然ひとりで食べた)とハードクッキー(会社に持って行って食べた)

Icam0210_2

Hardcookie

copyright (c) 2010- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

|

« こっちの方が食べた気がする? | トップページ | ワーク・アウト――運動による血糖消費 »

コメント

えいりあんさんがおっしゃっていた
「実験の方法とデータの読み方を伝える目的」
よく理解できました。
私は自分のデータを生かし切れていませんねぇ・・・。
アバウトに傾向を把握し
それでも、まぁまぁでやれていて 時には失敗もって感じ。
今回のように分析してあると
更にココロ強く、失敗も少なくなりそうです。

分泌されたインスリンを当てにしての追加カーボは
私の場合も120分であれば、ほぼハズレなしと思われますが
後は、分泌されているインスリン量に見合ったカーボで
自制できるかというのが問題です(苦笑)

もう3年程前になるAM/PMのブドウ糖負荷試験の結果は
インスリン量も把握できて良いのですが
いかんせん古過ぎるでしょうか。

じゃあ、ゼリー実験で新たにデータを取るか?
午後からの負荷試験では1時間値が311mg/dl・17.9μU・mlで
2時間値が310mg/dl・51.5μU/mlでした。
この1時間の間に血糖値はどう動いた?と思うと
ゼリーの糖質量を考えてしまいます。

私は以前、この1~2時間値の310mg/dl程度で
拮抗していると思い込んでいました。
2時間値で大慌てでインスリンが大量に消火しに来たことを考えると
更に上がっていてピークは見ていないかも。

これを受けて初めてエクセルで折れ線グラフを作りました。
ネットで調べたら、意外と簡単にできて嬉しい。
娘の方眼ノートで手書きしようかと思っていましたので。

投稿: knacke | 2010年3月 8日 (月) 10:57

>じゃあ、ゼリー実験で新たにデータを取るか?

 私のゼリー実験は、固形物のつもりで口に入れたら殆ど液体だった、という痛い失敗ですから、パンでもおにぎりでもお餅でも羊羹でもお好きな物でなさるほうがよろしいと思います。
 経過時間に対する傾向を把握することが目的なのですから、脂質たっぷりでなければ、少量のたんぱく質共存は問題ないでしょう。

 私が脂質ゼロ、たんぱく質ゼロにこだわったのは、クリアな条件を揃えたいという実験屋のサガです。

 40 gも糖質を投入したのは、朝と比較するためで、昼だけの傾向を見るなら20 gでやっただろうと思います。(例のドリンクゼリーには糖質20 g品もあります。グレープフルーツ味(^-^))

 インスリンの事前発動とか呼び水効果と呼ばれるワザは、私には上手くできないのですよ。先に糖質だけを投入すると、1~2gでは必ずしも追加分泌をスタートさせられるとは限らず、かといって7~8g入れるとスパイク状に血糖値が上がったりして。
 食物繊維・脂質・たんぱく質と混ぜて10g程度の糖質をじわぁぁぁぁっと入れてやってから、その時摂りたい糖質の主要部分を投入するのが安全パターンです。そのじわぁぁぁぁっタイムが、朝は20分ほどで済むのに対し、昼は約1時間必要で、夜は40分くらい。この時間差を把握するのに、朝昼夜の比較実験が必要だったわけです。
 安全パターンにぴったり合わせることができれば、私はたぶん昼でもトータル25gくらい糖質を食べられます。・・・けれど、昼食に1時間以上かけていられないんですよね。

投稿: えいりあん | 2010年3月 8日 (月) 21:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95944/47752084

この記事へのトラックバック一覧です: ローカーボ・ランチ実験編:

« こっちの方が食べた気がする? | トップページ | ワーク・アウト――運動による血糖消費 »