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2009年12月23日 (水)

スタンド・バイ・ミー ――空腹時血糖値の季節変動(3)

えいりあん・めもらんだむ

 秋というよりほとんど初冬になって、ようやく下がってきた早朝空腹時血糖値だけれど・・・

 どうも気になる。
 昨年の同時期は、もう少し低い血糖値だったような気が・・・する。

 気のせいだったら、いいんだけれどね。

 夏のデータはばらつきが大きすぎるし、昨年と比較できるのは秋以降の分だけなので、秋~冬季のデータをピックアップして、測定日の最低気温との相関を見てみよう。

Fbs_year

 2008年冬季()は、2008年10月~2009年2月のデータ。
 2009年冬季()は、2009年10月~12月初旬までのデータ。
(グラフはクリックで拡大します。季節変動シリーズ(1)、(2)のグラフも同様。)

 かなり良い1次の相関で、ほとんど平行。

 ・・・なんてことは、この際どうでもよくて、

なんでこの2本の近似直線が重ならないのよっ?!

 今シーズンの早朝空腹時血糖値のほうが、昨シーズンより、高い。


 血糖値と気温が1次の正の相関があるのは、気温が高いと基礎代謝が減少するから、睡眠中に代謝しきれない分の余った血中グルコースが高めの血糖値として観測される、というのが私の解釈だった。つまり、血糖値-気温直線の傾きは、温度変化に伴うエネルギー代謝量の変化を反映 している、と考えたわけ。

 でも、そもそも早朝空腹時血糖値というのは、インスリン基礎分泌能を現しているものよね。

 昨シーズンの早朝空腹時血糖値より今シーズンの値のほうが全体的に高いという事実の意味するところは

・・・インスリン基礎分泌量の減少?

 それは糖尿病の進行?

 今後も1年につき同程度のオフセットが乗っていくのだとしたら、将来予測はこんなふうになる?

Fbs_sml

 だとしたら、今は境界型の私が、早朝空腹時血糖値を基に糖尿病型診断へ移行するのは、2年半後の夏頃か・・・?

 これから1月・2月と寒さが増すにつれて空腹時血糖値がさらに下がって、昨季の測定値が今季のデータに埋もれて行くかもしれない。その可能性もまだある、ということに一縷の望みを賭け、冬が来て血糖値が下がっても早朝の SMBG(血糖自己測定)を続ける私なのでした。

 ・・・しかし、この先何万円もの血糖値センサー代をかけて、自分の β細胞機能の衰退を記録していくことになるのだとしたら、それはとてもカナシイ。

copyright (c)2009- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

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コメント

こんにちは
6ヶ月前の記事にコメントすいません。
最近私の空腹血糖値も高めになってきました。
私も夏に高めになるのかもしれないということを書きたいのですが、こちらの記事へのリンクをはらせてもらってよいでしょうか。

投稿: | 2010年6月19日 (土) 09:20

>松さん

 こんにちは~。

>こちらの記事へのリンクをはらせてもらってよいでしょうか。

 どうぞ。(^^)

 ただ、YCATさんのブログ「血糖を管理する日々」にゲストライターの えいりあん が書いた記事だということを注記しておいてくださると助かります。このサイトをご存知ない方が、いきなりこの記事に跳んできたら混乱なさるかもしれませんから。

 それにこれ、シリーズ物の(3)ですしねえ。

 あ、古い記事へのコメントやリンクは全くかまいません。すぐわかりますから。(^^)

投稿: えいりあん | 2010年6月19日 (土) 11:51

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