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2009年11月 5日 (木)

えいりあんのIGTぷろふぁいる

えいりあん・めもらんだむ
遠い昔、はるか彼方の大都会の片隅で、
YCAT様から密かにお話を伺ってから、
長い逡巡とさらに長い長い準備期間を経て、

(そしてYCAT様に多大なご迷惑をかけまくった末に)
こちらのサイトに時々寄稿させていただくことになりました。
よろしくお願いします。<(_ _)>   -えいりあん

(・・・って、まだ2ヶ月経っていないんですけどっ。) 

 2008年初春、自分でもわかるほどの代謝低下と身体の動きの鈍化を感じた私は、肉体改造計画を始動しました。

 一番長生きするというBMI22前後に保っていた体重を、BMI20に変更することを決意。
 カロリー制限と運動で。
 運動はそれまでも週に1回くらい泳いでいたのですが、この頃突然に異様なほどの乾燥肌になりプールに入れなくなったため、筋力トレーニングに変更。人生二度目、23年ぶりの筋トレ。

 必要カロリーの少なさと体重プラトー期間の長さにショックを受けつつ、すべては加齢のせいと思いながら約半年。
 8月にBMI目標を達成した身体で、自信満々で受けた人間ドックで甲状腺機能低下が判明したのでした。代謝低下も動きのキレの悪さも皮膚乾燥も、みんなそのせいだった・・・!
 甲状腺機能低下に逆らって減量していたのだから、辛かったのも道理だわ。

 もうひとつ愕然としたのは、約半年にわたり運動量を増やし体重は減らしたにもかかわらず、HbA1Cが前年と同じ5.1 %だったこと。

  ・・・これはもしやグルコーススパイクが出ている・・・?

 甲状腺の再検査を主訴として訪ねたのは、甲状腺と糖尿病のダブル専門医ホルダー。75gOGTT検査もお願いしました。人間ドックの空腹時血糖やHbA1Cの結果を見て「不要だ」と難色を示されるも、
「母親が糖尿病、父方の家系にも何人かいますから、ハイリスクなんです!」
と強硬に主張して、突破。

75gOGTT結果
負荷前 60分後 120分後
血糖値[mg/dl] 87 161 175
IRI[μU/ml]  1.5 12.6 23.6

  「境界型ですね♪」と嬉しそうに告げる医師。異常値が出たんだもの、保険返戻のおそれがなくなって良かったわね。
 クライテリアくらい知ってるわよ。まだ自分は大丈夫だと安心したいから検査を受けたのに、イヤな予感的中。

 負荷後120分の血糖値が140 mg/dlを越えている耐糖能異常(IGT)。

 いつから?
 いったい私はいつからIGTだったの?

 過去の健診データ(↓赤線のタイミングでIGT発覚)を見ても、全然わからない。

Bmi_fbg_a1c

 OGTTデータから計算したHOMA-Rは、0.3。
 インスリン抵抗性は無い。むしろ、インスリン感受性はものすごくいい。

 もしかして、私はずっとIGTだったのかもしれない。
 インスリン低分泌家系に生まれた者として、元々インスリン追加分泌第I相は欠落していたのかもしれない。
 それをスーパーノーマルなインスリン感受性で補っていたものの、ついに分泌低下をカバーしきれなくなって破綻した結果のIGTだったりして。

 同じくOGTTデータからHOMA-βを計算すると、22.5 %。
 ・・・糖尿病発覚時には、β細胞はすでに8割潰れていると言われているのは、正しいのかもしれない・・・

 しょせん悪あがきに過ぎないのかもしれない、というイヤな予感(再び・・・)を抱きつつ、SMBG(血糖自己測定)データを集め、自分の耐糖能の日内変動の大きさを知りました。
 カーボカウントに当たって暫定的に使用している血糖応答指数(糖質1 g摂取に対し、血糖値がx mg/dl上昇するという数字)は、
  朝食 → 1
  昼食 → 5.8
  夕食 → 2.5
です。ランチで固辞したデザートを夕食にはいただき、翌朝はおかわりするという、他人にはおよそ理解されない食生活を実践中。



中間管理職。
 理学博士。
こういうことも書いとけって、YCAT様に言われたんだもん


copyright (c)2009- えいりあん
 転載厳禁。引用の際は、ブログ「血糖を管理する日々」に言及の上、リンクを張ってください。

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コメント

 いろいろあります。
 代謝は難しいです。

 昨日、主治医に(検査結果はもらったけど、診察じゃない (´ヘ`;) 金を払って雑談……それもたった5分だ!)言ったら、knackeさんグループの話を、すでに忘れていて……。
「なんででしょうかねえ……」

 もう一度、身内には糖尿病はいないけど、みんな「虚血性」なんたらの枕詞(まくらことば)付きで送迎される家系の(by mitiyoさん)説明をやるはめになっちゃった。
 
 木曜日の夕方、狭い待合室には、りゅうとした(高そうな)スーツの紳士がいっぱい。商売繁盛でそれどころじゃないみたい。
「ほら、散々通って金を払っているんだもん、そろそろ何か事件が起きなきゃ。
 テレビドラマだって、9:45分ごろには、動きがないと、チャンネルを替えちゃうでしょ?」
 今回も新展開はなく、看護師さんの笑いを取るだけに終わったしまったヘモグロビンA1c6.4の件を含め、まとめて駄文記事をアップする予定です。
 尿アルブミンは基準値のはるか下の量なのに、「尿蛋白が出ている!」の謎が判明。
 あまりにお粗末な話なので、裏を取るのに時間がかかって(めんどうくさい)遅れるかもしれません。
 そんな検査で、体調診断されているのか!? 

 公私ともお忙しいご様子は承知しておりますが、いろいろありました分、よろしくお願い致します。
 ま、モチベーションさえあれば、時間の多少は関係ないんですけど、ます目埋めは、穴掘りと同じで、それなりに時間がかかります。せめて月刊が理想ですが、年刊でもかまいません。当分、残すつもりですから。
 閑話休題。
 神戸一番館のブランデー入り毒リンゴは、おかげで48時間持ちませんでした。
 また買ってこなきゃ(^!^)

投稿: (管)あらためYCAT | 2009年11月 7日 (土) 09:11

>ほら、散々通って金を払っているんだもん

 私の甲状腺も、正常範囲と軽度異常(でも症状はしっかり出る)を行ったり来たりで、検査データだけが積み上がっています。甲状腺の血液検査、高いんですけど。
 あと半年くらいで「体質でしょう」と片付けられる予感。

>まとめて駄文記事をアップする予定です。

 私だけでなく、それを待っているファンは多いと思うのですが。9月末の結果もアップされないうちに、もう11月ですよ。

>いろいろありました分、よろしくお願い致します。

 こちらこそ、よろしくお願いいたします。

>ブランデー入り毒リンゴは、おかげで48時間持ちませんでした。

 あうあう。だから、毒リンゴは自制心養成ツールだと・・・以下ry

投稿: えいりあん | 2009年11月 7日 (土) 14:33

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