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2008年1月 2日 (水)

わかちゃいるけど止められない?

 温暖化現象により、ヒマラヤ、アルプス、北極海では氷河が減少し、海面の上昇で海抜の低い島々が地図から抹消寸前。
 今年の朝日新聞のメインテーマのひとつは<エコ>らしい。
 しかし、そもそも根本原因は<ヒト>族の過剰繁殖に尽きる。
 36℃から37℃のごく狭い範囲で体内環境を維持しなければ、生命維持困難なはずの人間が、食糧増産に輸送手段の革命で、ありとあらゆるところにはびこってしまっている。小手先の知恵で、はて追いつくかどうか。
 
 知らない/気にもかけない人も当然多かろうが、知っていてどうにかできるものなら地中海南部諸国の森は残っていただろう。日本の里山のように。
 火山の高熱、大陸内部の乾燥、極地の氷河。
 懐の深い<地球>さんの生命力はいつまでもつか? 
 
 これって、どこか生活習慣病に似ている。

「そんなこと知ってるわい」といいつつ放置プレイ。

「温暖化の影響は徐々にくるのではない。ある閾値(いきち)を超えた時、リスクは急に高まる」
 これは、国立感染症研究所 小川昆虫医科学部長の言葉。
 南国の感染症が、媒介する生命体の北上にともなってより広範囲で流行する可能性を指摘したものだ。
 ヒトの体が、血糖値が上がればインスリンで取り込もうとするように、ウィルス感染でカーボ(ヒト)を始末しようとする<地球>さんの悪あがきかもしれない。
 でも<癌>細胞だって生命体だ。
 その程度じゃ対応しちゃうから、体温上昇を食い止めることは無理だよ。陸地面積を減らしたって無駄ってもの。
 
 ……地球の心筋梗塞ってどんな症状だろう? 血糖値を上げるのは、カーボだ! 式に、温暖化のメカニズムがわからず、「カロリーに気をつけて」式説教では、どこにも行き着けまい。
 贅沢三昧のアメリカ人の生活習慣も、これから人生を謳歌しようとしている中国13億の民の欲求も止められるわけがない。
 
 ……新年、初ボヤキでした。
 リスクとQOL(生活の質)を天秤にかけて、本年もぼちぼち参りましょう。

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コメント

こんにちは。
朝日の「エコ」の話といえば、
CO2排出権が株のように売買されるという話にはかなりびっくりしました。
人間はなんだって金儲けのタネにしちゃうのね。
そんなところに血道を上げるようでは
本来の趣旨と違う方向に進んで行ってるように思えます。
もうどう転んだって無理?
万能細胞の発明のように、誰かの画期的な発明発見で地球の温暖化を食い止める・・・
なんて具合にはいかないか。
あまりにもスケールが大きな話で、私などにはよくわかりませんが、
個人として出来ることからやっていこうと。


DMの話は私には難しすぎてコメント不能ですが、
拝見しておりますので、お体ご自愛の上、今年もご活躍ください。


投稿: kaorim | 2008年1月 7日 (月) 17:30

 kaorim様、あけましておめでとうございます。
 
>DMの話は私には難しすぎてコメント不能ですが

 地球環境ほどの余裕はないようですが、多少の無理は許してくれるのが、人体という環境――つまりは代謝です。ところが閾値(いきち――一定の限界値)を越えてしまうと、崩れだし、一度そうなると、のびきったゴムのように、今度は、元の絶妙バランス状態にはなかなか戻れない。
 ヤジロベエを倒すには、指で突けば済むことだけど、自分の体を、そこまでする人はいない。閾値を知らずにすごし、崩してからそれを知る場合がほとんでです。
 (ン? みなさん、わかりますよね? ヤジロベエは、一本足、それも針のように狭い場を支点に、左右に延ばしたオモリでバランスを保つおもちゃです)
 どっちにしろ縁がなさそうですが、仕事しているから救われている糖代謝不良の予備軍は多いです。多少の運動効果もありますが、それ以上に食事習慣の規則化が重要だろうと思っています。
 調理担当――普通は主婦の方――は、いつも食材に誘惑されているようなものですから、在宅ごろごろだと、ついつい家の中にある食べ物を逐次投入にしがち。どか食いが最悪ですが、ちょっとずつでも、休む間なしに食べるのも問題で、しかも……。
「油は避けている。食べているものはヘルシーなものばかりよ!」と、うつうつとしている痩せた50代主婦の方を糖尿病外来でたくさん見かけます。
 果物に、せんべい、おそば。ヘルシー食品をちょっとずつしか食べていない。何も悪いことなんかしていない! そう嘆いています。
 さっぱり系なので、テレビを見ながら、おしゃべりしながら、いくらでも入るんですが、これがみんな血糖値を上げる主犯(カーボ)だった。
 おまけに、それをもぐもぐ丁寧に大事に、よく噛んだりすると、さらに病状悪化への道かもしれません。かめばかむほど、澱粉が単糖、つまりブドウ糖直前状態になるわけで、砂糖をなめると同等、下手をすると砂糖(二糖類)より吸収が早くて凶悪かもしれません。日本では、それを知らない医師、栄養士は多い。というより、そっちがまだ主流派ですから、普通の奥様が知っているわけがない。

 コメントしていただく必要はありませんが、そんな考え方があるってことなど、情報だけは、ちらっと心にとめておいていただければと存じます。
 食うなとは申しません。時間を空けて、カーボ量は、ほどほどに。
 血糖値、ヘモグロビンA1cは悪化していないように見えても、実は中性脂肪増加で動脈硬化、あらら脳梗塞で下半身不随! の疑惑もあります――血圧が高くなる、体重が増えるなどがなければ大丈夫そうですから、やっぱりkaorimさんには関係なさそうですが、だんな様の様子もチェック!

 CO2排出権の話は<目に見える形>にした意義があるのだと思います。見えるようになったからこそ、金儲け云々の話になって汚らしく見えますが、精神論でガンバローって言ったってどこへもいけません。神学論争は、美しいように見えて、とどのつまり<ヒマツブシ>にしかならないのが通例です/でした。司馬遼太郎が書いた『竜馬が行く』は現実です。
 問題とするなら、儲けられるプレーヤーがほぼ決まっていることでしょうね。こつこつ歩くだけで周囲が見えない人(普通、善人と言われるタイプ)は損をすることになっています。「いい人ねえ」の陰口は「ぼんくら」です。

 本年もよろしく。
 当方の母問題は、お手上げです(´ヘ`;) 

投稿: (管) | 2008年1月 8日 (火) 10:22

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