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2008年1月27日 (日)

内臓脂肪過多は危険だよね?

08012700 特集 思った以上にあなどれない「内臓脂肪のすべて」
 解説は、群馬大学医学部付属病院内分泌・糖尿病内科の清水弘行先生。
 ちょいと専門的だけど、まあ適切な説明ぶり。
 しかし、ここで思わぬ発見!? をした。
 shoさんのブログでコメントをやり取りしていて、あれ? って疑問を持った。それを解消できるかもしれない。
 CT撮影は、奨められています。ただし、胃がんの早期発見のためと聞いています。
 胃がんも大事だけど、shoさんの緊急課題は食後血糖値の改善だ。インスリン自己分泌があって、カーボを減らしていて、BMI標準の体重で、血糖値が下がらない? そんな状況では、内臓脂肪の状況チェックは必須のはず。どうして?

 体重、BMIやからだ脂肪率は、からだ全体の体格を反映した数値ですので、それ自体が内臓肥満と直結する指標ではありません。  内臓脂肪の量を正確に評価するには、病院や診療所においてCTスキャン(コンピュータ断層撮影)を用いてへその高さで横断して撮影した内臓脂肪の総面積を測定することが、最も正確です。BMIが25以下と正常範囲でも(略)100c㎡以上なら、危険性が高い
 だよね。
肥満症はCT検査の健保適用が認められていない
 そういうことか(´ヘ`;)  もちろんCT検査は放射線を使用するので、被爆のリスクも考える必要がある。必要に迫られていない私もそれがあるから、安易に受ける気にはなれない。  しかし、だからといってウエスト周囲径で推測することで、代用するのはどうなんだろう? 血糖値に異常が見られない段階ならそれでもかまうまい。糖代謝異常とわかって、抵抗性があるようなら、このチェックは必須だろう。

 厚生労働省は、少なくとも糖尿病患者に対しては、適用を認めるべきだ。とんちんかん厚生労働省の悪口を書いても始まらない(´ヘ`;)
 不愉快なのは、費用に対する考え方だ。
 清水先生に限らず、大方の専門医もそうだろうと思うが、患者のふところ具合を考えるより、治療のレベルアップを考えるべきだろう。適用外ならば尚更、概略費用を教えてもらいたいものだ。受けるかどうか決めるのは、金を払う患者だ。
 それとも内臓脂肪が過剰であることが危険だというのは、ただの可能性であって、根拠はないのだろうか?
 ……自信がないんだね、きっと(´ヘ`;)

 特別企画「たばこをやめる!」では、京都大学付属病院禁煙外来担当の高橋裕子先生が、気合をいれて叫んでいる。商売熱心。

糖尿病と言われたら、ただちにたばこはやめなければなりません

 養老先生の「受動喫煙に科学的根拠はない」論争は、結局炎上せず終息してしまったようだ。私はリスクはあると思っているが、所詮疫学/統計学だから、科学的論争にはなりえなかったってことか?
 それでいいのか、日本禁煙学会? 
 閑話休題。
 ここで私が思うこと。
 日本の医師は、禁止するとなると元気になるってこと
 そして、効果が期待できそうだけど確証がない場合は、公言しない。失敗が怖いのか? 批判されるのがいやなのか? 
 これって、怪我が怖いと、刃物に近づけない子育てに似ている。
 ダメ、ダメ、ダメと抑え込み、おとなしくしていれば安心? 
 しかし、子供(患者)は知らないがゆえに、より大きな危険に近づいてしまうものだ。24時間管理することなんて、どうやっても無理なんだから。
 カーボカウントが普及しないのもこの辺に理由がありそうだ。身内には教えている医師をけっこう見かけるのだ……。

 ところで! 喫煙によって増悪する高血圧――増悪なんて、業界用語を使っている間は、高橋先生も患者の心はつかめないだろう。どうして<悪化>と書けないんだ? 普通の日本人になってよ、先生。
 読者数拡大を希望しているはずだけど、この雑誌は編集委員を全員患者サイドの人に代えないとダメなんじゃないかな。
 ネタにもならない紙屑に金を払うのも、ちょいとウンザリしてきた。5年目はどうしよう?

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コメント

 こんばんは。
 内臓脂肪のCT撮影…。ホント、いくらかかるんですかね。
 でも、やってみたいとは思いますよ…。
 今度、主治医に聞いてみますわ。

投稿: sho | 2008年1月27日 (日) 22:22

 こんばんは、shoさん。
 毎月撮影するんじゃなければ被爆量はそう多くないはずです。
 MRIでやれるようになればいいんですけどね。

 尚、コメントの際、URLはリンク効果があるので意味がありますが、メールアドレスは、スパムメールロボットに拾われる危険性大です。記入しない方が安全です。
 とりあえず削除しておきます。
 載せたいということであれば復活させますがいかがでしょうか? 了解であればこのままにします。

投稿: (管) | 2008年1月28日 (月) 00:19

 YCATさん、ありがとうございます。
 メールアドレス、削除でお願いします。
 全く、困った物で、スパムメールとの戦いは際限がありませんね。
 迷惑メール対策しても、アドレス変えて攻めてきますから…。

投稿: sho | 2008年1月28日 (月) 08:10

 YCATさん、こんにちわ。ご無沙汰しております。
 実は、ガン闘病中だった母が去る1月12日に亡くなりました、YCATさんにもご心配頂いたことを改めてお礼申し上げます。

 実は相談なんです・・・すみませんが、長くなります。
 前回のAGE内科での定期健診で主治医M田医師より、血液検査結果は、HgA1c4.8%だけど、貧血があるので、本当のA1cはもっと高いはずだと。それにABL/Cre16.6と注意を喚起されました。
 そこで少し鉄分を補給したところ、今回の検査では、A1cは5.4%に 上昇しました。
 そこで上記の質問をセカンドオピニオンではないですが、江部先生に質問しました。

以下、回答です

■註■雄三さん、これはすでに拝見しておりました。
 この回答は江部さんに著作権がありますってことはともかく、長くなりすぎるので省略させていただきました。

■興味のある方へ■リンクしてありますので江部さんのブログへ飛んでお読みください。コメント欄で、以下のレスをされています。その後のやり取りも発生すると思われます。
     
 僕の別の反省点として、アルコール多量摂取のせいでアルコール性貧血もあると思うので、そちらも節制する必要があると思います。
 ただ、今までの僕の血糖コントロール方法を改定しようと思い、先人であるYCATさんにも質問させて頂きたいのです。
 今まで、僕の運動療法は食後二時間以降に始めてたのですが、本当は一時間後、あるいは30分後の方が適正なのでしょうか?
 お時間ある時に回答くだされば有難いです、宜しくお願い致します。
 長文、誠に失礼しました! 雄三

 ただ、運動療法の時間帯に少し疑問が湧いて

投稿: 雄三 | 2008年1月30日 (水) 15:10

 雄三さん、ご愁傷様です。
 末期がんの経緯はうかがっておりましたし、ブログでも読ませていただいておりました。
 生あるものには、いつか死が訪れる。でも人の心に残る<想い>は不滅です。そこが人間を動物と分けるものでしょう。

 肉体はいずれ朽ちるものです。それまではなるべく巡航飛行していきたいものです。とはいえ「アクロバット飛行もまたいいぜ」って人生もあるわけで……いったいどのくらい爆飲しているんですか? 
 江部さんがコメントをとりあげて記事にしている姿は、私になんとも微妙な感慨を抱かせます。
 
 ああ、マメな医師だなあ。開業医は身近の力だ! 

 そう感心します。自分の為の覚書とあるように、貧血とヘモグロビンA1cの関係の解説も丁寧で役に立ちます。しかし、一方これでいいのかとも思います。

 食生活など雄三さんのデータを見ずに、あっさり<血糖コントロール良好を維持すれば、進行することはないと考えられます>なんて言っていいのか?  

 主治医であるM先生は、雄三さんのデータ推移を見た上で、ABL/Cre(尿アルブミン量)16.6mg/g.creに異常を感じられたはずです。
 ちなみに私の数値は以下です。

 2006/3 ヘモグロビンA1c6.2 4.5mg/day
 2007/3 ヘモグロビンA1c6.1 3.2mg/g.cre 

 どちらも検査最大手BMLのデータですが、2006の単位がちょっと変です、何だろ? 2007の基準値は18mg/g.creとなっています。
 心理状態の大変動もあったことですし、どちらにしろ基準値以下なので気に病む必要はないとも言えます。
 でも、状況を知らずにコメントするのは、しない方が無難、いやすべきではないと思います。それじゃ不親切に見えるかもしれませんが、患者仲間の意見なら無視可能ですが、医師の意見は<権威>付けされているのですから。
 糖代謝以外の要因で、腎臓に負担をかけていないか? そのチェックは必要だと考えます。 そもそもどうして鉄分不足が発生したのか? 女性はいろいろあるようですが、普通の生活であれば男性で鉄分不足は珍しいはずです。雄三さんの生活習慣のどこかに問題があるはずです。
 閑話休題。

>今まで、僕の運動療法は食後二時間以降に
>始めてたのですが、本当は一時間後、あるいは
>30分後の方が適正なのでしょうか?

 この質問に答えるのは、ある意味簡単です。

 食べたものが血糖化し、高血糖になる直前から動き出して、全身の筋肉で血糖を消費させることで食後高血糖を防止する。
 これはどこにでも書いてあることで、正解です。しかし、時間について、30分後、1時間後と書いて補足がなければ、それは1990年代以前の机上(空想)理論と呼ぶべきです。
 カーボオンリーもしくは過剰なら、食後30分。それもなるべく早く。そこに遅延要素――大量じゃない食物繊維、特定保健飲料、グァバ茶などは効果がないから関係ありません――α-グルコシダーゼ阻害系の薬物を飲んでいる場合や、脂質過剰の時は吸収が遅れて高血糖化するのがずれるので、1時間前後――厳密には、血糖測定により、高血糖発生時点を突き止め、その直前から動き出すのが理想です。
 したがって食後高血糖防止のための運動は、各個人ごとの各食事内容で変化しますから、ひとまとめに時間を決めるのは、無知なのか無責任だということです。
 食事内容ごとに、毎回血糖測定するのは、面倒だし、無駄だし、ガキの使いですから、自分の生活習慣を把握し、その上で、食後運動を始めるタイミングを決めましょうってのが、正しい言い方でしょう。

>僕の運動療法は食後二時間以降に始めてた

 健三さんのこの方法は、食後高血糖対策の運動ではありません。私が安全量カーボ50gの食事のときは、いっさい動かないように、糖代謝には無関係で、筋肉増強(インスリンの効きをよくする/抵抗性削減には価値あり)目的であれば、食後ゆっくり休むことで、胃、腸の消化吸収を助ける意味はあるでしょう。
 食事内容も運動内容もわかりませんし、雄三さんの過去の代謝データもありませんから、想像しかできないのですが、鉄分不足は、運動(無酸素運動)のやりすぎ、もしくは、それで失った筋肉(蛋白質)の補充不足ではないでしょうか?
 運動後、高血糖を起こすほどの量でしたよね? 
 内蔵で、蛋白質の吸収を阻害している可能性もあります。あるいは、アミノ酸が筋肉化するのが妨害されていることも考えられます。安息状態――眠っている時しか筋肉は成長しないそうです。お相撲さんがたっぷり寝るのはそれだそうです。鉄分がどうなるのかはよくわかりませんし、腎臓の毛細血管が壊れかけているかもしれない様子とどうつながるかもわかりませんが、M先生を問い詰めてみてください。
「結果は、原因があって起こるもので、そこがわからないと注意されたって、どうにもなりませんぜ!」

投稿: (管) | 2008年1月30日 (水) 20:50

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