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2007年10月 3日 (水)

カーボ狂い、メタボすずめ

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 東北地方在住、とりのなん子さんの傑作野鳥観察漫画。週刊モーニング連載中、もうじき第4巻が出る! 
 鳥に限らず、自然全体を愛している、ほとんど虫めずる姫君であるとりのさんも、こんな読み方をされているとは思うまい。

 講談社様、とりの様、これは引用です。
 著作権例外扱いとして、お目こぼしよろしくお願い致します。
 ……1円も儲けなんてありませんのさ。
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 先週号には笑ってしまった。
 デブすずめ!?
 ちょっと誇張がすぎますよね、とりのさん。
 自然で生きている鳥類。特に飛翔筋肉が小さい鳥たちは、脂肪がつきすぎると自重で飛べなくなってしまう。野生に安全地帯なんて滅多にないから、そうなったらタカなどの大型鳥類のエジキ……ですよね? 

 ガチョウを動けない(血糖消費ゼロ)ようにして、どんどんトウモロコシ(カーボ)を詰め込むと、ぜえええええんぶ内臓脂肪となる。
 美味しそうな脂肪肝の出来上がり。
 それがフォア・グラ(Wikipedia)
 17世紀、新大陸からトウモロコシが導入されたからこそ成立した珍味のスズメ版なんて、食べてみたいけど、せかせか飛び回って(生活強度が高い)いるから、ありえませんよね? 
07100301 体内脂肪が少ない鳥類は、カーボだけでは慢性エネルギー不足状態。それで、いつもちょっとずつ食べている――まるで私の1日5食体制みたい。
 昔々、おばあさんは怒り狂ったけど、熱を加えて、すぐに消化できる糊(ごはん)があったら、そりゃ飛びつく。
 わかってあげなきゃ。……っても、おばさんは怒るね。
 閑話休題。
 そういえば、牛さんも豚さんも、トウモロコシ主体の配合飼料、つまりはカーボで太らせているのだ。フライドポテトに菓子パン、カーボ大好き女子高生の脂の乗ったフトモモも同じ原理。
 私は、少々固めだけど、噛めば噛むほど複雑なアミノ酸のハーモニーが味わえる、食物繊維満載の草で育った 女の子 赤身のオージービーフの方が好きだけど……。
07100302 肉食系の鳥は、脂が大好きらしい。
 この漫画でそれを初めて知った。
 それでも糖代謝異常の鳥ってのは、存在しないみたい。
 空を飛ぶってのは、相当きつい無酸素運動であり、そのため血糖消費には十分な筋肉量となっているのだろう。
 その昔、日本が貧乏だった頃(たった40年前)普通の家庭の猫や犬は、ほとんど猫マンマ(鰹節かけごはん)で我慢していた。野良であれば、それさえ食べられない。それが、今じゃほとんどノーカーボだってのに、糖尿病でインスリン注射している犬や猫がたくさんいる。
 ろくに散歩にも連れて行ってもらえず、野性のように徘徊もせず、飼い主のソファを独占して、好きなときに食べたいだけもらえる蛋白質。それが糖新生によって、体内カーボとなり、さらに内臓脂肪となって太り、インスリン抵抗性が高まって糖毒性を起こしてしまった状態。
 早期発見できれば、私同様、インスリン投与ですい臓機能回復ってこともあるんだろうけど、自覚症状があっても悲しいかな言えない
 わかっていても「メシよこせ」? それじゃ無自覚オヤジと一緒じゃ。

 この状態は、アトキンスダイエットの一部を自分に都合よく解釈して、信じられないほどステーキを食べるデブたちと似ている。
「猫マンマ(カーボ)だけ食べなきゃ、満腹になるまでステーキを食べてもいいんだろう?」
 呆れたことに、高血圧に高脂血で心疾患を起こした人もいるけど、体重100kgを越え、それでも糖毒性を起こさずに済ませている人がアメリカにはたくさんいる。抵抗性など無視できるほどインスリンを分泌するスーパーβ細胞のせいだ。恐るべし狩猟民族。
 体力勝負のスポーツで、日本人がかなわないのも当然だ(´ヘ`;)

 尚、先週号によれば名物わんこそばをとりのさんは、100杯(かけそばなら約12杯)も編集者持ちで食べたのだそうだ。
 金ならある! カーボ800g食べて平気な若い臓器がほしい。

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