« ハーゲンダッツシャーベット | トップページ | 主犯にチャレンジ »

2006年8月13日 (日)

ニュース価値ゼロ……

 女性週刊誌の記事同然(´ヘ`;)
 天下の朝日新聞朝刊本日の3面記事は、早食いは肥満のもと
 ネット上にデータあるいはデータへのアクセスリンクでもあればいいのに、なんの根拠も示していない。こんなんでも公正で神聖な新聞社様が書いているんだからと、鵜呑みにして、またぞろ「ほら、だから、ゆっくり噛んで!」とヒステリックに強制しようとする指導者が出てくるんだろうなあ。
 馬鹿馬鹿しい。

■記事内容は下記(リンク切れへの備えです)
 研究したのは――これが研究か? ひまつぶしじゃん(´ヘ`;)――名古屋大グループ(玉腰助教授(公衆衛生学)と大学院生)
 早食いがいけないのは、満腹感を感じないうちに食べるから量が増えてしまう。それが従来の考えだったが、今回、同一量摂取になるようデータをいじって、食べる速さ別のデータになるようにしたらしい。すると早食いの場合は、それだけで体重が増える! んだそうだ。

 データを分析すると、食べるのが速い人は食べる量も確かに多かったが、グループは、食べる量の違いが体重に与える効果を統計的に除去。同様に運動習慣の効果も消し、純粋に食べる速さと肥満との関係を求めた。

 ――何を証明したんだろう? 
 人体フラスコの中に、100gのごはんを、素早く入れるのと、一粒一粒丁寧に箸でつまんで入れるのとでは、一定時間経過後の分解量が違う! 
 すごい研究である。
 解明すれば、食糧不足による飢餓への対策になる!

 協力者は35~69歳の男性3737人、女性1005人。
 「かなり遅い」「やや遅い」「ふつう」「やや速い」「かなり速い」の5段階で食べる速さを自己申告(´ヘ`;)
 河合雅幸さんの今週の糖尿病ニュース(7月)チョコレートはどこに隠しましょうか? に、おもしろい指摘がある。

 目の前にあるチョコレートには無意識に手が伸びるので、自分では少な目に申告するのです。そんなに食べてしまった記憶がありません。だから食べ過ぎてしまう。逆に2m離れてふたをしてあるチョコレートは、自分の意志で取りに行きます。だから実際より多めに食べたように思っています。

 記事の趣旨は、目の前にあるものはやっぱり食べちゃう。だから、食べ過ぎたくない人は隠しましょう(その前に買わない方が安全)ってことなんだけど、自己申告ほどあてにならないものはないって話が、ここでの教訓。
 裏付けるための、データ/手法が掲載されていない記事。健康食品メーカーのコマーシャルと、いったいどれほどの差があるのだ? 
 よく噛め! 運動の一番の利害関係者は、医療保険を管理する厚生省。国の予算を管理する意味では財務省も絡むかな。年々上がる保険料を負担しているのだから、本来我々一般市民こそ主役のはずなんだけど……。
 宗教運動っぽいわけじゃなく、朝日の記者は、単に惰性でやっつけ仕事をしているだけでしかないんだろう。名古屋大学を含め、こんな風に時間を無駄に過ごすことに追われている学者同様に。
 華岡青洲もナチや731部隊の人体実験も困るけど、もうちっとましな論理的思考をしてほしいよなあ。それが科学するってことのはず――公衆衛生学にそんなものは必要がないってんなら、そんな学問に存在価値はあるんだろうか? 

|

« ハーゲンダッツシャーベット | トップページ | 主犯にチャレンジ »

コメント

 おはようございます!
 またまたで悪いのですが(笑)・・・先日の栄養指導で一口で20回噛みなさいと言われたばかりですよ。
 確かに私は早食いだと思う。
 母の介護の時に立って速く食べるクセがついて未だにクセが抜けない。
 全体的に量だって多くないんだから、一口一口を大事に頂けたら良いのでしょう。
 実際は仕事とかしていると次に行く仕事まで時間がないので、ゆっくりなんて無理ですけどね。
話しがズレますが・・Nの二回打ちは数ヶ月前に提案して却下されています(苦笑)
 まぁ、ちょっと自分なりにやってみますね。

投稿: ぽちゃ | 2006年8月14日 (月) 08:59

 YCATさま、ご無沙汰しております。
 私は少し落ち着きを取り戻しつつあります。
 ヨクカメ運動、YCATさんが以前からおっしゃっている通り、少なくともウチ(私と夫)には役立ちません・・・夫曰く、満腹満足感は自分が食べたいと思うだけ食べた時に発生する気持ちで、少ない量をゆっくり食べた所で満腹にはならず食べる量を減らせるわけはないと言います。
 だからと言って毎日食べたいだけ食べてもらっては困るのは確かなのですが・・・不確かなヨクカメ運動推進ではなく、ガッツリ引かれている保険料もっと有益な研究に使って欲しい気になりますね・・・

投稿: なる | 2006年8月14日 (月) 13:17

レスが遅れてごめんなさい。

>ぽちゃさん。
 N(基礎インスリン)の2回打ちの話、前回は昼食後血糖値及び夕食前血糖値の低減目的だったと思います。総インスリン量が増えるので低血糖の危険が大きかったので却下されたのではなかったでしょうか? 
 今回の私の提案は別な話です。
 食事量が見えて、予想外の食後高血糖がほとんどなくなった。少ないインスリンが効率的に働いて、カーボを中性脂肪に変える機能が活発化しすぎて体重が増えた。
 そうした条件であればインスリンの量の削減が可能だと思うのです。食べた蛋白質がブドウ糖に変わる量対策だけなら、基礎インスリンの増量だけで対応可能じゃないかと思ったわけです。
 ただし、厳密に食事量を管理する必要があります。まあ、面倒なことをするより、多少太目を我慢した方がラクチンな気はしますよ。

>なるさん。
 ヨクカメ呪文は、まだなんの根拠もありません。
 ゆっくり食べること自体は、スローライフとして理想的暮らしです。だらだらとおしゃべりしながら2時間か3時間かけてちびちび消化吸収していれば、次の食事時間になるから、減食になります。でもそんなヒマがあるわけがない。日本の医療関係者こそ、そんなことをしていたら、患者が待合室で溢れちゃうはずです。
 何万年も満足に食べられなかったヒトに備わった飢餓遺伝子のせいで、<満腹>自体が生活習慣病の元です。それで、キーワードは<腹八分>となり、それを達成するための呪文がヨクカメです。
 365日8760時間、いつでもずっと実行可能なら、それはロボットです。時々の過食はあり! だと思います。
 旦那さんが、朝食を食べるようになってよかったですね。夜のドカ食いの量が減るはずで、自然に体重は下がると思いますよ。若いんですから、いったん体重さえ落とせば、またしばしば満腹を楽しめるようになるはずです。

投稿: (管) | 2006年8月15日 (火) 23:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95944/11420989

この記事へのトラックバック一覧です: ニュース価値ゼロ……:

« ハーゲンダッツシャーベット | トップページ | 主犯にチャレンジ »