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2006年3月12日 (日)

カーボカウントその2

 多少遅れてきても自己分泌があるのは、とても幸福だ。時間さえおけば、必ず血糖値は平常値に落ちついてくれる。
 図に乗って食欲を解放すると、また元の<で・ぶぅ>になる。
 NIDDM(インスリン非依存性糖尿病)って言い方はカッコ良すぎる。内臓脂肪(ウエスト膨張)のせいで、せっかくすい臓君が作ってくれるインスリンが役に立たないってことだもん。それがインスリン抵抗性。
060311carb_niddm_table『かんたんカーボカウント』にならって2型用の血糖表を作ってみた。

 データは、私の人体実験のもの。
 1/1は初甘味1/7はミルフィーユ爆食実験及びその2
 たまたまchake先生も同じような例を書いている。
 2006/2/7Lesson14:パターン管理(3つのステップ)  
 ポイントはこれだ。Step1.自分のパターンを調べてみよう

Carb countingをするならば、食前と食べ始めてから2時間後の血糖値をペアで測定ことが必要です。

『かんたんカーボカウント』では、炭水化物(糖質)10gを1カーボとすることを提唱している。ただし厳密な値ではない。ある程度幅をもった概念であることに注意。
 アメリカの場合は15gが基準。
 従来の食品交換表で考えると1単位(80kcal)の糖質量は、表の種類によって13-20gとばらつく。その上、平均化するには幅が大きすぎるので使えない。
 それなのに、ああ、それなのに。話をまぜこぜにする関係上、10gとしたようだ。――実は、どっちだっていいのだ。そうしないと知識の共通化ができないから、とりあえず設定しているに過ぎない。絶対的なものではなく、テーラーメイド――医療側の基準値――あくまでとりあえずの目安。
 各個人ごとに代謝は違う。
 大事なのは、自分のパターンを知ること。
 そもそもインスリン比の<500>もインスリン効果の<1800>も数値に根拠などない。過去の治療実績による経験値にすぎない。それを基準に、自分用にオーダーメイド化する必要がある。
 応用編のインスリンルール適用を簡単にするために、カーボの単位は必要なのだが……。  
下手に料理なんか作るな」と書いたように、血糖値管理をひとまず優先にして、栄養成分表示のある加工食品だけ食べ続けることを私は推奨する。
 カーボの単位ごとに管理が可能ならすばらしいが、巻末に掲載されている食品例ではまったく足りない。食品成分データをその都度参照して、カーボに換算するのも大変。
 P21に、成分ラベルをスクラップするよう書いてある。
 グラム単位で把握するのは大変そうに思えるが、成分表示されているのであれば、むしろ管理は楽なはずだ。
 とりあえずパターンを知るために、利用。それから少しずつ食材の範囲を広げて行くとわかりやすい。

 食事療法だけで管理する場合、食後血糖値を下げるには、ちょっと脈拍がどきどきする程度まで(10分以上)セコセコ動くしかない。それができないなら、限界糖質量以上は食べるべきではない。
 糖代謝にあわせた量を食べるのが基本。
 そうして私は50gの限界値を見つけた。
 それでもジャガイモ攻略戦のように1時間値が最悪な場合もあった。
 単品で食品を食べることはない以上、組み合わせでグリセミック指数は様々に変化する。ここまでくると因果関係の把握は不可能で、あとは勘以外の何ものでもない。
 
 注意:蛋白質、脂質、炭水化物(食物繊維)をセットして食べても、空腹を感じる糖質量で、食後血糖値が上がるなら、自己分泌が不足している可能性が高い。医師の方とよく相談すべきです。

 貴重な本なのでケチをつけるべきではないのだが、どうも限界を感じる。誰に遠慮しているんだろう? 
『かんたんカーボカウント』も、いまだに主食概念を掲げている。日本の食事ってそういうものだし、無理にあわせる必然性はないけれど、ごはんもパンもメインディッシュに対する付け合せ――野菜のような位置付けなのが欧米流。
 蛋白質の不足は基礎代謝の低下を招くので危険だが、実は糖質も脂質も緊急性は薄い。
 体重1kgあたり1gの蛋白質を最低限確保して、自己分泌インスリンが処理可能な糖質量を取り、空腹防止用に(太らない程度の)脂質を食べる。
 実はこれはダイエットの基本でもある――完璧な結論は、まだ出ていない。
 血糖管理はそれで済ませ、あとは野菜を毎日300g以上いろいろ食べることで、栄養管理もOKのはず。ミネラルが、それぞれにどの程度必要で、どの食品を食べれば間に合うか? エビデンスはないし、そんな詳細管理なんてとてもできゃしない。どうせ、不足は血液データなどの悪い数字で知るしかないのだ。
  
 脳みそはブドウ糖を寄こせと騒ぐし、炭水化物(糖質)って、やっぱり美味しいんだよなあ。ごはんを食べて中性脂肪を増やしてしまう――わかっちゃいるけど、やめられない。
 私は、ごはんを食うより、どうせなら同量の甘味を食べたい――少ない量でも空腹感が治まるから、やっぱり洋菓子だね! 

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