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2006年1月23日 (月)

また、お坊ちゃまの仕事?

 農林水産省との共同作業食品バランスガイドといい、今回発表された運動指針案1/22付asahi.comといい厚生労働省は、相当気合が入っているのね。
 確かに、医療費の抑制は、緊急の課題。次の10年はあっという間に来る。
 しかし、循環器が御専門とはいえ、内科女医さんも首をひねっている。
女医さんと一緒♪食事で、サプリで元気になる!キレイになる!  

 毎日歩くのはいいとしても、週に一度のジョギングで、本当に成人病は予防できるのかしら? 
と思いましたけど。

 今までの半強制的理想量じゃない! どうしてこんなに控え目な設定をしたんだろう? そもそも、週に一度の無酸素運動では、ダイエット効果ゼロであることは常識。
 まして、糖尿病を初めとする成人病に効果があるはずがない。
 なにもしない(してくれない)現実を踏まえたってこと? 
「ちょっとでもいいから普段から動いてよ、お願い」 
 つめこみ教育を大胆に改変。ところがやいやい言われて腰砕けした、ゆとり教育みたいな話。目的地が正しいのに、道が悪いといって違う方へ行くのは、敵前逃亡以外の何者でもない(´ヘ`;) 指揮するものが一番やってはいけないことだ。

 周囲の医者連中は「いくら厚生労働省が音頭を取っても運動しないやつは、運動しないから無駄っ」という意見が多かったです。
 医者もあんまり運動してない人が多いですが‥。

 暮らしと健康コラム(実は保健同人社のメディカルホットニュース)によれば、バランスガイドについてもおなじような認識があるようだ。
「これまでの栄養指導は、どちらかというと80点以上をめざすことが多かったように思います。でも、実際には20~30点の人を50点まで底上げすることのほうが大切だと考えます。その意味で、食事バランスガイドを広く普及させたいと思っています」(吉池氏)

 確かに今までのような竹槍主義じゃ、生活習慣は変えられない。
 遠い昔、集団による強制が成功しこともあった。今はそんな時代じゃない。ぼちぼち主義は、重要――桜子さん流に言えば、ココロケアを行いつつ、着実な習慣付を始めねばなるまい。 
 しかし、食品スーパーに置いてあるあのパンフレットで、何ができるってのかね? 
「それができれば、もう少し、自分の食べた食事の量が明確にわかるようになり、ダイエットなどにも応用できると思います」(吉池氏)

060123_05092200 どうやって? 
 ○つという変な単位。
 内容も意味不明。
 食品成分表根拠とも違うし、炭水化物カウンティング(まさかね!)でもない。どうも日常食べていると思われる単位を基準にしたようだ。
 パンフレット上で、うるさい数字が踊っていないのも、そのせいだろう。 
 参考例が、たまたま私の現時点での摂取基準量2200kcal。
 ちょっと計算してみた。
 野菜のカロリー量が計算できない。
 海草やキノコ類は、カウントする意味がないし、5皿程度では、いままで言われてきた「一日300g食べましょう」量だろうから、糖質全部としても80kcal程度しかないはず。そうするとイモとかゴボウとか根菜類を食べないと計算が合わない。これ以上糖質を増やせってことか? 
 ――冗談は嫌いだ! 
 若い子は、どう受取るだろう。「肉を減らせ?」
 その昔あったポーランドの暴動みたいにならないといいけど。
 
 無作為の犯罪――何もしないより、多少まし。
 少なくともこうして詳細施策がネット上に公開されている。おかげで、こうしてケチをつける人間も出てくるってもんだ、はははは。
 聞く気がなきゃ、同じこと――アリバイ証明も<役>にいる人の得意技。同じ時代に生きるものとして、言ったことには責任を取ってもらいたいものだ。
 チェックリストや、素晴らしい折り紙になるパンフレット!
 バランスガイドのページから、のぞけます。ほとんどの方がインストールされている思いますが、アクロバットリーダーがないと読めないので、リンクはつけません。
 「食事バランスガイド」で実践。毎日の食生活チェックブック[PDF]
 「食事バランスガイド」折り紙[PDF] 折り紙解答[PDF]

 いろいろ工夫はしている。でもなあ、やっぱり頭でっかちの坊やが、寝ないで考えた代物にしか見えない。
 ビデオの録画ができない人に、綿密な数値管理ができるわけがないじゃん。世の中、取扱説明書を読まない人の方が圧倒的に多い。それはアメリカに限ったことではないのだ。自分ができるからと、誰にでもできるはずと思い込むのが、頭のいい人の欠点。
 自分の頭の中より、現場を見ろ!
 すずらんさんのブログきょうのひとことで、アメリカ血糖事情の新連載が始まっている。
 フードラベルの解説が第一弾。私の説明よりわかりやすい。
 どうせサービングも借り物なんだから、食品の栄養成分表示を使いやすくするのが先決。業界に遠慮する必要などない。監督官庁の誇りを持て!
 なんでも良いと言う気はないが、標準化(マクドナルドの笑顔(!)のように)はアメリカの国技。いいものは真似すべきだ。

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