« 2265kcal | トップページ | 低脂肪スナックは、砂糖より凶悪 »

2005年12月28日 (水)

主犯は、ドカ食い

脂肪肝は脂肪より、むしろ炭水化物やアルコールのとりすぎによっておこります。
05122899  ふむふむ。要注意マーク付の脂肪肝生活20年以上――でっぱった腹を営業の勲章と誇っていたオオマヌケに、恒例再検査問診で、医師の方はみなさん必ず聞く。

「酒は呑みすぎてませんね?」
「アルコール嫌いですから」

 教育入院の際、看護師の方からも、しつこくうるさく言われた。
 どう言っても疑惑のまなざし
 身に覚えはない(´ヘ`;) 信用されていないと感じると、答えるのもつらくなる。実際問題、アルコールの酩酊感が大嫌いなのだ。いつだって覚醒してなきゃ、場を仕切れないじゃないか!
 ところがどっこい。
 米山さんじゃないけれど、真理への道はひとつではない。
 ごはん山盛りだろうが、そば/そうめんツルツルだろうが、炭水化物一括梱包――夜のドカ食い が私の脂肪肝の主犯だったようだ。
 酒の呑みすぎに別腹の甘味は凶悪犯だが、おとなしい一般人(主食)だって、群れでやってくるとパニックになる。

 非アルコール性脂肪肝――仕事を終えて一気食いすると、インスリンを作りすぎて余分な炭水化物を中性脂肪に合成して内臓脂肪として溜め込む。アルコールがあると、特に果糖(果物類)から、盛んに合成するが――なくても起きる。起きたんだろう。
 運動不足――生活強度? それ以前の問題。満腹したら、寝ちゃう日々だったもんね。
 ――肝細胞を内臓脂肪が埋め尽くして、ミトコンドリアの機能を低下させ、過酸化脂質発生! そうすると肝細胞破壊で、肝炎を起こす場合もあるそうだ。いきなり高血糖の糖尿病になって気がついたのはラッキー! かもしれない。
 そういえば、GOT/GPT/γGTPの数値も良くなった。

 これは、50歳男性の質問に対する松岡先生(東京都済生会渋谷診療所長)のお答えの一部。
 長年、中央病院で診療にあたってきた超大物。
 詳しくは存じ上げないが、少し話しただけで、懐の深さを感じさせるまさしく<先に生まれた>方。
 あかばね会は、済生会中央病院の糖尿病患者互助組織。
 会報には、松岡先生のQ&Aが連載されており、上のようにキラリと光る言葉が出てくる。入会すると日本糖尿病協会発行の月刊『さかえ』の他に、これが年3回届くお得なシステム。
 いままで書き続けてきたことの裏付けになるから、全文引用したいんだけどそうもいかない。興味のある方は、あかばね会に入会してお読み下さい。
 録音テープの貸し出しもあります。

 注目! の糖尿病専門医ブログみんなの糖尿病ストーリーの記事にはどっきりさせられた。

私は栄養士さん達の勉強会のときに、Carb countingが日本の栄養士さん達に普及しないもうひとつの理由を知りました。栄養士さん達は糖尿病治療についての実践的な知識を得るチャンスに恵まれていないのです。

 済生会中央病院食養科の方たちは、チーム医療がわかっている方ばかりだ。(物足りない点がないとはいわないけど)。食事管理が今ひとつ呑みこめない方向けに、外来特別教室も実施している。
 週1回ずつ4回。火曜日は午後。
 金曜日は夕方6時からの2時間。ペアOKで1回1500円。
 ――お勧めする。

|

« 2265kcal | トップページ | 低脂肪スナックは、砂糖より凶悪 »

コメント

YCATさん、今年もあと少しです。
今年はお世話になりました~
いっぱい話題提供をありがとうございました。
私は入院してインスリンにしてから一年が経ちましたが・・体脂肪はまったく減っていません。
体重も・・・なんですよ。
脂肪肝も改善はしてないでしょうね?
体重よりも体脂肪を減らしたいと張り切った一年でしたが・・さっぱりです。
来年こそは・・・と思いますがさて?・・・
来年も思い新たに宜しくお願いいたします。

投稿: ぽちゃ | 2005年12月29日 (木) 08:16

ぽちゃさん、こんばんは! 
 ちょっとデータを探してないんですが、BMI22くらいでしたっけ? 
 今よみかけの『脳の栄養失調』講談社ブルーバックス(科学解説書!)によると、BMI25前後が最近の統計データ的には、一番長生きするそうです。BMI19以下となると死亡率は急上昇! 

 糖分と脂肪を目の敵にするヘルシー生活が、逆に糖尿病を招く! なんて、惹き文句付きの本です。

 この前のエントリーにあるように、統計はあてになりません。解釈はさまざまあるし、何より私たちひとりひとりに適合するかとは、まったく別な話です。
 ぽちゃさんのBMIが標準的で、体重、体脂肪が変化していないなら、摂取量と生活強度――処理量は合っているんでしょう。増減がないなら、問題ないと思いますよ。
 先生の見解は? 
 ヘモグロビンA1Cが5台なら、あとは血圧だけ注意――これも120以下で安定していませんでした? 
 介護も、時折りの菓子食いも含めて、今のペースを維持。忘れずに検査(眼底、ヘモグロビンA1C)。
 お嬢さんにガタガタ言われても気にする必要はないと思います。むしろ、身内から説得できないと、世の中変わりません。
 ただ簡易血糖測定器での高血糖の謎はとかなければなりません。安心できないでしょ? 
 正月<医学実験中!>と宣言して、家事はお嬢さんたちにやってもらう日を作る――なにもしちゃいけません(ラッキー? 笑) 一日くらいいいですよね? お嬢さんをギャフンと言わせるにはデータが一番です――シュン! とするはめになっても知らないけど。
 その上で、センサーフル活用で、目覚めてから1時間ごとの、安静状態での血糖値を測定してみたら? 決してテレビの前から動いてはいけません! データが無価値になります。
 実験材料は、シャトレーゼのケーキ?!
 成分表示のあるものでやること。
 もちろんインスリンの単位量に見合った食品(糖質)量にするんですよ。
 高血糖にしてみたいなら、どうぞ。私も怖いもの見たさで、よくやります。限界値は、壊してみないとわかりません。
 一回くらいではヘモグロビンA1Cは上がりませんし、翌日、合併症も起きたりしませんよ、おそらく、たぶん、きっと――まあ大丈夫。
 ――体重も体脂肪も増えていないということは、菓子の脂肪も砂糖も体内に残っていないってこと。ヘモグロビンA1Cが落ち着いているのと相関していることになります。
 食後高血糖があって落ち着いている理由は、食後2時間か3時間後にインスリン(外部からのもの、自己分泌のもの)がやってきて、血糖を筋肉や肝臓にしまいこんでいる? だとすれば、食後5時間後(次の食事前)には、100前後になっていなければなりません。
 この辺が一致しないとすれば、基本に還る必要があります。
 簡易測定器のデータが正しいのか? 
 センサー自体の信頼性、それから測定手法の正確性も疑ってみる必要があります。
 診察日の血液検査時、私は腕からとった血液を簡易測定器で測らせてもらっていました。同時に、指先の測定も実施。このデータと病院側の正式データを照合すると、簡易センサーのばらつき度がわかります。
 同時に腕(静脈血)と指(毛細血管の動脈血)の差もわかります。
 たしか簡易測定器を2種類持っていましたよね? 
 ちかりんさんのところにありましたが、測定器ごとでもデータはかなり違います。
 来年は、その辺、しつこく検証してみたらいかでしょうか? 
 まあ、若い娘の乱脈私生活的無茶さえしなければ(普通の生活とは? というとまた定義が大変だけど)当分なにごとも起きないとおもいますよ。
 イベントがなくてブログのネタにならないけど、それが幸せってもんです。
 ところで今月のさかえ届きました? 糖尿病教室で河津先生が珍しいことを書いています。
 やせていても糖尿病になる! 
 こんな表現、代謝先生。以外では、いままで見たことがありません。ありますか? 
 記事を書いていますので、明日アップする予定です。

投稿: (管) | 2005年12月29日 (木) 22:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95944/7871038

この記事へのトラックバック一覧です: 主犯は、ドカ食い:

« 2265kcal | トップページ | 低脂肪スナックは、砂糖より凶悪 »