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2005年12月14日 (水)

目の検査

 河合勝幸さんのサイトが更新されてます。
 糖尿病のABCDEFGHI最終回は<E>Eye Examinationから。 

アメリカのデータですが、糖尿病発症後の最初の20年間で1型の人はほとんど全員に、2型では60%以上の人に多かれ少なかれ糖尿病性網膜症がみられるそうです。
そして、20-70歳の成人が視力を失う最大の原因はこの糖尿病性網膜症です。

 いつものように、直リンク不可なので、詳細は、トップページから→糖尿病ソリューションをクリックしてお読み下さい。

 恐ろしいですねぇえ。怖いですねえぇぇぇえ(´ヘ`;)

 アメリカに限らず、現時点では、上のような恐ろしいものしか、エビデンス(科学的根拠)のあるデータはありません。我々が標本である人体の血糖管理は、最低でも10年以上経過しないと価値あるものにならないからです。
 管理が楽になってきたのは、ごく最近のこと。
 血糖測定の簡易化、そして治療に使われるインスリンが、超速効で効くように改良されたこと――大勢の人の努力の賜物です。
 多謝! 
 それ以前の時代――下がらない血糖値と、我慢できない食欲にはさまれて苦悩してきた歴史が、この合併症発症比率です。足元が一歩ずつ見えてこそ、道は開けるもの。直感的に、えいやっ! と突っ走って目がつぶれない人――石器時代の昔から、当たらない人は当たらないけど――が、数少なかったからこそ、21世紀の今でさえ、暗い<やまい>として呪術師管理の糖尿病が残っているのです。
 アホくさ(´ヘ`;)
 
 最終的に糖代謝機能の確保が、どのような形で実現されるか? それはわかりません。すい臓の移植のような大ワザが簡単に可能となるのか、あるいはナノテクノロジーの進化で擬似β細胞マシーンを肝臓内に常駐させて外部からコントロール――自律活動するロボットのような機能を持たせることも夢ではないでしょう。
 そんな恩恵がなくとも、因果関係が見えさえすれば、現時点のテクニックでも十分管理可能なただの機能障害にすぎません。(そこまで正体が見えてきているんだけど、パソコンの取扱同様、さわってみない人にとっては、やっぱり魔法でしかないかなあ)
 おそらく10年後には、大幅に合併症発病率が下がり、暗い気持ちになる人を少なくすることができるでしょう。
 ただし、油断すると(ちょっとナメキッテしまっている)私だって、あと17年後には失明しているかもしれません。
 そこで、検査/検査/検査です! 

目の障害は自覚のないままに進行するケースが多いので、定期的な検査は計画性をもたなければなりません。
しかし、問題が2つあります。ひとつは糖尿病治療のトータルな管理をだれがするかということです。

 今回の記事には<F>足、<G>血糖測定もあります。
 入力(摂取)管理なくして、出力(血糖値、A1C、合併症)管理なし! とは思いますが、因果関係を見極めるのが面倒なら、せめて最後の守り(検査)くらいはしなければ。
 それは<糖尿病>宣告で愕然! とする人を減らす道であり、ひいては妙な誤解を減らす道でもあるでしょう。

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コメント

いつも拝見させて頂いております。

あなたのサイトは、マジメで、私のDM管理の参考になることが大変多く、本当に助かっています。
今後ともお忙しいとは思いますが、ぜひ参考になる事案の掲載をお願いいたします。

また、質問、投稿などさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

投稿: yodm | 2005年12月14日 (水) 14:15

yodm様、いらっしゃいませ。
ちょいと堅苦しい点は、お許し下さいね。一応病気(!)対応なので、気軽には書ききれません。いっそ何も知らず、応援待ちって手もあるんですが、もうそんなに可愛い(!)くもありませんしねえ(´ヘ`;)
単に、こういう性格でもあるんですけど。
……わかる範囲で対応しますが、頭から信じないで下さいね。サイトにも書いておりますが、医療側からみると不良患者にカテゴライズされる存在です。たまに、キーボードが滑ることもあります。

投稿: (管) | 2005年12月14日 (水) 16:59

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