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2005年8月27日 (土)

血糖値500

050827 IDDM歴22年
 黒田先生のコラム
18回目は追加インスリンの打ち方について。
「患者さんの生活にあわせてインスリンを打つ」主義で御自分でも管理されているのに、アメリカ留学のように大幅に環境が変わると、やっぱり大変なようだ。食後血糖値が400-500(!)になることがしばしばあったそうで、身体の自然調節によらないインスリン投与が、そう簡単ではないことを、あらためて印象付けられる。
 ただアメリカの食生活云々以前に、ちょっと忙しすぎなのかもしれない。昼食がジャンクフード主力(吉野家とハンバーガーにポテト)。
 管理栄養士さんが知ったら、むっ! として、あれこれ言い出すパターンだよ。
 それでもこの炭水化物中心型にあわせて、モグラをおとなしくさせたらしい。さすが! もっともコラムの写真は最初のまま変わっていないから、現在どうなっているのか……そこは不明。まさかとは思うけど、医師稼業も運動しない/できない商売の典型だからなあ。
 ↓
(8/31追記)たいへん失礼しました
 見事に管理されてらっしゃいます。
DM VOXのホームページから、黒田先生米国滞在記を見ると、その健在ぶりを確認できます。

 インスリン投与基準量に合わせて食事する方が、管理は簡単。ましてインスリン抵抗性が高い2型は、好きなだけ食べて、インスリンでモグラたたきをするというわけにはいかない。ある程度パターンを見つけて、それに合わせた量を食べるのが気楽だ。毎日食事に振り回されるのはうっとおしい。
 もちろん治療優先なら、当たり前の話。
 しかし、高血糖イコールすぐ合併症発病となるわけではない。安全性を見込みすぎた摂取量は「はら、減ったぁ!」となり、続かない。それぞれの身体の代謝状況を知ることが、何より重要。医療側の安全策と、自分の欲望の中間点を見つけると血糖管理は成功する。これはダイエットも同じ結論になっている――体重が減って安定する! 
 前のページの連載で、栄養士さんが表3食品の食べ方のコツを書いている。珍しく食事調査を踏まえて書いている。

1日に食べたものについての食事調査を行っていて意外に思うのは、個人差はありますが、平均的に「表3」の食品の食べすぎが少ないことです。(中略)「朝はなし」、「昼は少し」、「夕は多く」になっています。(中略)1日の量で考えた場合はちょうど良いかもしれません。ただし夕食は過剰摂取の状態です。
 
 詳細データは何もないが、ありそうな話だ。
 夕食の蛋白系食品(蛋白質/脂質)過剰摂取による吸収遅延に、夜間及び翌朝の高血糖の要因を見ている。それと朝食夕食での不足が、早すぎる吸収によって低血糖にまで至るほど腹持ちが悪く、それが空腹感を導き間食につながるのではと話を進めている――糖質の配分はどうなってんの? 
 で、均等に摂りましょうねって話になるわけだが、このデータはどこの糖尿病患者の調査データなのかしらん? そんな疑問が湧いてくる。仕事を終ってから食べる、ごく普通の健康人の食事パターンじゃん? 
 そうじゃないなら、栄養士の指導は無視されていることになり、食事療法がわかっていない母集団ということになる。
 基礎代謝量及び生活状況によって(寝たきりなど)動かせない場合はしょうがないが、自分の状況を把握すれば総摂取量は動かせる。表3の最低摂取量をそれぞれに合わせて指導して、糖質の配分を調節すべきだと思うが、それは立場を超えてしまうから書けないのかな? 
 毎度おなじみの文章。気の毒なような、迷惑なような――いずれにしろ現場(実生活)に役に立たない経文じゃあなあ(´ヘ`;)
cat_back もうあと少しで
 夏の人体実験の表ができあがります。
 クリックなどして、催促よろしくお願い致します。→
 ぱっと見やすくなったと――思います(´ヘ`;)

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コメント

さかえは私も毎月読んでます。
楽しみな大好きな雑誌になってます。
まだじっくり読んでないです。

私、読者の広場に投稿したんですよ。
いつか載るかしら~載らないかな?
自分のDM経過を書いたんです。

投稿: ぽちゃ | 2005年8月28日 (日) 09:55

いつからお読みですか? 
初歩的なことばかりで、一般論も多く、役に立たないので、以前はすぐ捨てていました。ブログのネタに使えるようになって、少しは会費の回収になっています。高齢者の方はネットとは縁がないので、昔ながらのこうした紙媒体は必要なんですが、もう少しなんとかならないものかとも思っています。

投稿: (管) | 2005年8月28日 (日) 21:26

長く読んでいると、知識も増えて来るので物足りなさを感じるでしょうね。
私は同じ病気の人のコラムなどを通して、励まされます。
まだまだ、私は知識不足ですから、、疲れない内容で、今は満足かな。
医療スタッフ向けの雑誌なんかも、たまに見ることもあります。ただ値段が高いから。
さかえは読者があまり多くはないのでしょうか?
そんなことを聞いたこともありますが。
でもがんばってほしい雑誌です。

投稿: ぽちゃ | 2005年8月29日 (月) 05:59

管理人様
平素よりさかえをお読みいただきましてありがとうございます。最近の私の連載に関する鋭い分析を楽しく拝読させていただいております。少し追加いたします。
アメリカでは確かに炭水化物中心の生活です。これには二つの理由があります。まず一番の理由はそれ以外に食べられる店が極めて少ないし、1型糖尿病患者で血糖管理が可能である場合には炭水化物中心の生活をしてはいけないという理由が見つからないからです。二番目の理由は経済的な理由で、給料が非常に少なくなり、ジャンクフード以外の選択肢がなくなったというものです。実はさかえには書いておりませんが、今年の5月からインスリンポンプというもの(日本ではCSIIと呼ばれています)を装着してから血糖値は驚くほど落ち着きました。
ちなみにこちらではライセンスがないので「お医者さん」をしておらず研究者として暮らしております。生活は以前に比べるとかなり時間に融通が利くようになりました。
ちなみに体重はどうにか日本を出国したときと同じでキープしています。
現在の顔つきはDM VOXのHPに掲載されておりますのでご覧下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。
黒田暁生

投稿: 黒田暁生 | 2005年8月31日 (水) 16:03

ひええええ(´ヘ`;)
こんな田舎のブログにおいでいただき恐縮です。まして先生は1型患者さんたちのアイドル的存在です。けっして変な扱いをしたつもりはなく、私も血糖管理のプロとして尊敬させていただいてます。
ただ師匠をネタに使ったのは確かですから……申し訳ありません。
DM VOX訪問しました。18回定例会のレポートの方が、まとめられているので私にはわかりやすいです。
掲示板の過去ログに引っかかってしまったもので、返事が遅れてすいません。
尚、コメントのアドレスは、スパムメール被害の危険防止として、ひとまず削除しておきました。もしあった方がよろしければ復活させます。

投稿: (管) | 2005年9月 1日 (木) 02:40

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