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2005年6月27日 (月)

黒田さんのもぐら叩き

sakae0507 早いもので、もう一月経ってしまった。1型糖尿病歴22年黒田先生のコラムの続き。
『病気の受け入れ
その2~発想の転換』
日本糖尿病協会発行
月刊糖尿病ライフ『さかえ』7月号
 血糖測定とインスリン注射を簡単にできるようになる発想の転換について書かれているのだが……2型機序より、1型機序の患者の方々向けかも。
 インスリンをうち始めたらお終いだと勘違いされている2型の方もいるから、そういう方には有効だろう。年配の方には、いまだにそういう方がいる。

 昔は、散々高血糖を続け、最後の手段としてインスリン投与。合併症を引き起こしている状態から、急激に血糖低下させるのでどうしようもなくなる事例が多かったらしい。それがインスリン悪玉説の元のようだ。良い話は伝わらなくとも悪い噂はすぐに広まり、なかなか消えない。その辺の事情は、日本イーライリリーのホームページにあるドクターインタビュー川井先生の話が詳しい。
 合併症発病後の血糖管理については、医師の方と十分相談の上行うことが望ましい。『糖尿病とたたかう』で二宮先生も「血糖値は、なるべく正常に近い状態に保て」と書いている。

 もうひとつ変化したことがある。超速効型の開発だ。
 効き目がなかなかあらわれず高血糖が続いた時代は、合併症の発生も起きやすいだろうし、何より食事のタイミングが難しかっただろう。私がサイトで「いい時に、糖尿病になったねえ」と書いているのは、その意味だ。
 

痛い思いをして測るので、自分にメリットがある必要があります。毎回なんとなく測るのではなく、測る前に必ず測定値を予測しましょう。前に食べたものや、うったインスリンの量から予測するわけです。そして、その値が予測値と異なる場合には、なぜ異なるかをよく考え、次回からのインスリンのうち方や食べる量にフィードバックする必要があります。

 続けて……
 予想外に高い値が出たら、その時点で超速効型インスリンをうって、血糖値を補正すればよいのです。これを「もぐら叩き」と呼んでいます。これをするだけでも、コントロールの悪い患者さんでも簡単にヘモグロビンA1Cが2%くらい下がります。

 いいなあ(´ヘ`;) 美味の山を前にして、涎をたらしている時はインスリンがあったらと思わないでもない。
 まあ、やりすぎると1型の方々も脂肪の塊になって、インスリンの受容が悪くなる2型機序に移行するわけだから、食べすぎはどっちにしろ禁物! 定時にエサをとるのも嫌だから、あきらめるしかないわね。
 私から見ればある意味、うらやましい1型さんたちの最大の問題は、やっぱり病気を受け入れること。周囲にほとんどいないし、若年発病が多いのも納得できない理由なんだろう。
 年取った汗臭いデブオヤジが旨い物を食べすぎてかかる病気に、なんであたしが!
pen1_14EPE提供
 たしかに境界領域のオヤジどもを見ていると、いまだにその偏見が当たっている点はある。酸化した油のような嫌なオヤジ臭に、発病前は自分で鼻をしかめていた。いまじゃアーモンドの匂いがする、はははは。
 黒田先生も勧めている通り、一人で悩んでもうまくいかない。デタラメを言う人も多いから、取捨選択は必要だが、最近ブログを開いている1型患者さん同士の集いが実現したようで、まことに喜ばしい。
 意外と2型患者の集いが実現しないのは謎。忙しいのと、おっさんやXXXXたちが集まっても美しくないからかしらん。
 PS 栄養士の堀口さんの秘技。
 トイレでインスリンをうつことが多いが、衛生面に難あり。そこで……外で下着の上からうつ! ですと。女性は大変だ。mawarumawaru
 もうひとつ情報。針先は再使用すると傷むそうで、それが肌を傷つけ硬くなる原因となる場合がある。いずれにしろ自己責任で管理する話。万が一の事故といっても、1型の方は一日4回うつので、7年で1万回になるそうです。
 blog_bana やれやれ。一日エントリー助かった。
 鋭意、画像処理中です。タイ料理が見たい方は、応援クリックよろしくです。

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コメント

昨日はコメントをありがとうございました。
確かに、食べたいときにインスリンが打てるというのは幸せなことですね♪
ただ、体調その他によって短時間での血糖値の急上昇・急降下があるので、体力的にも精神的にもやられてしまう日があります(笑)。
急上昇だけを抑える都合のいい薬があればいいなーと思ってしまいます。

投稿: non | 2005年6月28日 (火) 18:32

トラックバックミスで手間をかけて申し訳ありませんでした。
女性はホルモンの影響があるから大変ですよね。黒田先生のもぐら叩きも、オスの単純性で通用する部分もあると思います。
血糖の管理はできそうでも、上昇ホルモンの管理はむずかしそうですね。種類がたくさんあるので簡易検査はむずかしそうですし、そもそも一人用の浴槽に耳カキ一杯分でガラリと変わるわけですから、人間の身体って神秘です。

投稿: 管理人 | 2005年6月29日 (水) 02:33

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