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2003年6月30日 (月)

有史前:投与単位について

 血管障害についての講義を受ける。若くて美人のドクターなのはいいが、大学の講義のような調子。ついていくのに苦労する。おじいちゃんやおばあちゃんたちはどうなのか? ぽかんとしているようにしか見えない。
 いじめるつもりで質問してやった。
「インスリンの投与単位はどうやって決めているんですか?」
「わかりません。効果の即効性と持続性の組み合わせも含めて、投与して結果をみるしかありません」
 潔さに降参(´ヘ`;) 仮定して検証。どこの世界も Plan Do Check。違うのは、彼らが人の命に関わっていること。呪術師は高給を取っていいのだ。
 ――日記より。

 さっぱりと言い切られてむしろ感心した。
 因果関係が全部見えていれば医師は不要になる。内科の先生をその昔の日本では、本道医と呼んでいたそうだし、外科は一段低く見られていた。技術の確かさは治療上重要な要素だが、見えないものを見極めるのは、神業のようなもの。
 たまたま私は軽く済んだからそれほど対処は難しくなかっただろうが、同期入院には投与量を増やしてもいっこうに改善の兆しが見えない人もいた。恐ろしい投与量の話も聞かされた。
 フラスコの中とは違って、投与すれば自動的に結果がでるような単純な反応ではない。
 専門書をかじると、もっと微細な世界にそれぞれ名づけられたものがいて様々な反応をしているらしい。それが総合されて、患者自身の血糖値が定まってくる。ひと言ではすまない世界――それが生命活動。
 何も考えずに成長するだけの時期――若いっていいなあ(´ヘ`;)

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