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2003年5月27日 (火)

有史前:病状確定

「ヘモグロビン値が14を越えている。通常は5で、こんなひどい数字は見たことがない。入院したほうがいいかもね」
 検査結果を見て――
「すい臓はなんともないね」
 いかにも残念そうに、院長先生はおっしゃる。
「インスリンの出が悪いのか、効き目が悪いのか。なにかある筈だ」
「やっぱり入院を勧めたかね。もっと軽ければここで管理もできるんだが……。きみは自覚症状がないからあわててないが、糖尿病は怖いぞ」
 ――日記より。

 一般検診検査データ
 血糖値 299 A1c14.6 尿中の糖+蛋白+
 血圧は106-62と健常値 体重は59.4kg

 紹介状を書いてもらって都心の糖尿病外来へ行った。何を勘違いしたのか、そこでの血液検査前に食事を取ってしまったので、血糖値378。記録更新してしまった。診断する意味がなくなったので、先生怒ること、怒ること。
 入院――といっても、強制入院という状態ではなかった。生活習慣改善のための勉強の意味での<教育入院>であるとの説明を受けて、申込んだのはいいがベッドに空きがない。
 一ヶ月待ちの予約をして、代わりにインスリンの即時投入決定。
「あなたなら大丈夫でしょう」
 何が? 
 
 ノボルディスクの超速効型製剤ノボラピッドと中間型製剤イノレットN注を処方される。
 食前にノボラピッドを4単位ずつ。就寝前にイノレットを4単位。
 知ってしまうとお試し程度の量でしかないとわかるが、初体験だ。針を刺すのは怖いし、何より知らない薬物を体内に注入するのは気分がよくない。専門家が処方しようがなんだろうが、初めて会った人の言うことをすぐ信用などできない。帰宅後、薬品だけでなく、一緒に貸与された注射器/血糖検査治具の説明書を全部読み、ネットで検索して……。
 就寝直前までうじうじして、最後はえいやッとおなかの脂肪に注入した。

 ……まあ、強制しないと普通は打たないかもしれない。入院後、一度失敗したことがある。種類を間違えて寝る前に超速効型を打ってしまったのだ。深夜、頭がクラクラする。間違えたことに気づいていたから、すぐブドウ糖を飲んで対応できたが、気がつかないでアルコールを飲んで自意識をなくしていたりすると、そのまま低血糖で夢の国へいってしまう可能性がないわけじゃない。
 外科的療法でない以上目に見えにくいし、エンジン機能は瞬間で回復するものじゃないから、長期間管理が必要だ。ミスは起きやすい。食事(入力)管理や運動(出力)管理に、体調(エンジン操作)管理の学習もあるが、入院することは、血糖値改善作業の助走期間の意味もあるのだ。
 年を取って、学習意欲がなくなってからでは確かに対応は難しいだろう。 
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エンジン効率―体調, 心と体 |

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